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「8月の猛暑日は16.9日」過去最長を更新して後退する暑さ

「8月の猛暑日は16.9日」過去最長を更新して後退する暑さ

Posted September. 02, 2024 09:27,   

Updated September. 02, 2024 09:27

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韓半島を昼夜を問わず熱してきた猛暑と熱帯夜が一段落しそうだ。ソウルの猛暑特報は38日ぶりに解除され、済州道(チェジュド)では47日間続いた熱帯夜が止まった。

1日、気象庁によると、先月31日午後5時を基準にソウルと仁川(インチョン)市、大田(テジョン)市、世宗(セジョン)市など全国各地の猛暑特報が解除された。ソウルは7月24日に猛暑注意報が出されて以来、38日ぶりに特報が解除された。大田市と世宗市は42日ぶりとなる。

また同日、気象庁によると、全国183の圏域のうち、猛暑警報が出されたところは1ヵ所もなかった。猛暑警報とは、1日の最高体感気温が35度以上の状態が2日以上続くと判断された時に出される。済州道では先月31日、夜の間に最低気温が23度を記録し、熱帯夜(夜の間に最低気温が25度以上)が止まった。済州の熱帯夜は先月30日まで47日間続き、最長連続記録を更新した。気象庁の関係者は、「暑さが一度で消えることはないが、次第に平年気温を取り戻し、一日の気温差が大きい天気が続くだろう」とし、「2日と3日は朝の最低気温が18~25度、日中の最高気温が26~33度と予想される」と明らかにした。

とりわけ暑かった今年8月は、猛暑関連の史上最高をいくつも塗り替えた。

まず、先月の全国平均気温は27.9度で、従来の最高記録だった2018年の27.3度より0.6度高かった。また、先月の平均最高気温は33度で、2013年(32.3度)の記録を上回った。平均最低気温も24.1度で、2010年(23.8度)の記録より0.3度高かった。

猛暑や熱帯夜日数の記録も更新された。先月、全国平均の猛暑日(1日の最高気温33度以上)は16.9日で、2016年の16.6日を上回り、最も多かった。熱帯夜の日数も11.3日で、関連統計を取り始めて以来初めて二桁を記録した。


朴晟鎭 psjin@donga.com