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北朝鮮、在日本朝鮮人総連合会に「対南接触・統一活動すべて中止」指示

北朝鮮、在日本朝鮮人総連合会に「対南接触・統一活動すべて中止」指示

Posted September. 04, 2024 09:44,   

Updated September. 04, 2024 09:44

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在日親北朝鮮団体である在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が、北朝鮮当局から統一関連活動をすべて中止し、韓国人との関係も完全に遮断するよう指示を受けたことが3日、確認された。朝鮮総連は、北朝鮮当局の指示を13項目の活動方針にまとめ、自分たちが運営する同胞教育機関である朝鮮学校など下部組織にいわゆる「13項目指示書」として伝達した。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が昨年末、南北関係を敵対的な2国間関係、戦争中の交戦国と規定して以降、北朝鮮の韓国に対する敵意が極限に達したことを示すさらなる措置という見方もある。朝鮮総連関係者の一部は、突然の統一関連活動の禁止に反発しているという。

在日同胞消息筋によると、朝鮮総連は13項目の指示書で、各級機関や団体に平和統一、南北韓民族などの内容が直接的または間接的に含まれる活動を一切行わないよう指示した。また、韓国の民主的な人物、民族教育を支持し、朝鮮学校を支援しようとする人物や団体との関係も完全に断つよう指示した。

朝鮮総連系の朝鮮学校に対しては、高校2年生の現代史科目である「現代朝鮮歴史」教科書の第3編などを授業時間に教えないよう指示した。これには、韓国戦争後、南北韓で行われた統一関連活動などが歪曲された内容で記述されている。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com