与党「国民の力」の韓東勳(ハン・ドンフン)代表と最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は5日、大韓商工会議所の崔泰源(チェ・テウォン)会頭(SKグループ会長・写真)をそれぞれ面会し、「半導体特別法と人工知能(AI)の基本法を推進する」と明らかにした。崔会頭は、「国会で立法で企業活動を支援してほしい」と要請した。
崔会頭は同日、通常国会の開会を迎えて国会を訪問し、与党と民主党、祖国革新党、改革新党の与野党4党の代表をそれぞれ面会した。
韓氏は、崔会頭と面会する席で「商工業者の創意性が発現し、世界の中で成功することを支援する役割を果たしたい」とし、「特に半導体など国の命運を左右する産業のために半導体特別法のような超党的な支援が絶対必要だと考える」と明らかにした。
これに対して崔会頭は、「先端産業を巡る国別対抗戦は大変激しく、エネルギー問題や炭素中立問題も伴っている」とし、「国会に支援てもらえれば、より強いチームになってオリンピック選手のように国別対抗戦でメダルを獲得したい」と答えた。
続いて崔会長を面会した李氏は、「先日、韓代表と会って韓国産業の最も中心といえるAIや半導体産業に対する支援策について共に研究し、推進したいという話を交わした」とし、「私たちは最大限速かに、その道を開いていきたい」と話した。これに対して崔会頭も「今後も、企業活動に役立つ多くの法案で支援してくれるようお願いしたい」と話した。
半導体特別法は、半導体企業の保護や育成のための支援策を盛り込んでおり、AI基本法はAI事業の基本計画策定などの内容を盛り込んでいる。財界では、2法案とも可決が急がれると要請している。第21代国会でも発議されたが、任期満了で廃棄となった。
ユン・ミョンジン記者 mjlight@donga.com