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野党議員ら、大統領の秋夕の贈り物を拒否

野党議員ら、大統領の秋夕の贈り物を拒否

Posted September. 06, 2024 09:18,   

Updated September. 06, 2024 09:18

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最大野党「共に民主党」など野党の一部議員らが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が送った秋夕(チュソク・陰暦8月15日)の贈り物を受け取らないという内容の「認証文」をSNSに投稿している。第22代国会開会直後、尹大統領の当選祝いを拒否するリレー認証をしたのに続き、秋夕の贈り物まで「ボイコット」したのだ。

野党「進歩党」の尹鍾五(ユン・ジョンオ)代表と鄭恵曔(チョン・ヘギョン)、全鐘徳(チョン・ジョン・ドク)議員は5日、「国会開会式にも来ない大統領の贈り物は返送する」と受け取り拒否の考えを明らかにした。鄭氏は、「尹大統領の秋夕の贈り物を拒否すると事前に伝えたが、また聞く耳を持たなかった」と話した。

民主党の李盛潤(イ・ソンユン)議員も前日、自身のSNSに大統領名義で届いた贈り物の写真を掲載し、「受け取りたくないのに、なぜまたストーカーのように一方的に送るのか」とし、「ドアの前に置いておく」と書き込んだ。野党「祖国革新党」の金峻亨(キム・ジュンヒョン)議員も同日、宅配便の配達員に贈り物を返す写真を投稿し、「長官の任命も勝手に、開会式欠席まで勝手にしておいて、受け取らないという贈り物を送ってきた」とし、「心もないのに、地域で汗水流して作った贈り物を送る時間に、民生に取り組め」と批判した。

一方、野党内からも、議員たちが大統領の秋夕の贈り物を拒否したことに対する批判の声が出た。「新しい未来」の田炳憲(チョン・ビョンホン)代表は、受け取り拒否リレー認証文の投稿をめぐり、「非常に狭い了見」とし、「最低限の人間的な情さえも断ち切って、強固な支持層を扇動しようとすることは、わずかな協治の可能性さえ蹴ってしまうという印象を与える」と指摘した。


イ・スンウ記者 suwoong2@donga.com