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「漢江でコーヒーを1冊(?)…」 韓国語に夢中な中国の少女たち

「漢江でコーヒーを1冊(?)…」 韓国語に夢中な中国の少女たち

Posted September. 07, 2024 09:52,   

Updated September. 07, 2024 09:52

한국어

「漢江(ハンガン)を眺めながら飲むコーヒー1冊(杯)が最高です」

「ミン(明(ミョン)の中国語の発音)洞に行くとすべてがロマンチックです」

4日、中国・北京の韓国文化院で開かれた「2024年韓国語スピーチ大会」に参加した中国人学生の言葉だ。中国語にない「ㄹ」の発音に苦労し、一部不正確な表現もあったが、18人の参加者全員が3分間の発表を成功裏に終えた。在中国韓国大使館が開催した「韓国語スピーチ大会」は初めて。

参加者の最大の関心は「K-POP」。大会で1位になった北京11学校の張叔豫さん(17)は、BTSの歌を歌って韓国語を学んだという。別の参加学生は、「幼い頃、姉の部屋にあったK-POPのポスターを見て韓国語に興味を持った。宿題に追われる私の生活とは違う自由さが魅力」と話した。

「ソウルを旅行した際、漢江で感じたゆとりが良かった」「南山(ナムサン)トンカツ、明洞のキンバプなどが忘れられない」という学生もいた。

現在、在中国韓国大使館は北京市内の9つの学校の韓国語授業を支援している。これにより、「放課後授業」を含め、約2千人の学生が第2外国語として韓国語を学んでいる。大使館側は、今年を皮切りに毎年「韓国語スピーチ大会」を開催し、学生を激励し、より多くの学校が韓国語を採用するよう積極的に取り組む計画だ。

審査員を務めた北京の韓国国際学校のコ・ヒョンソク校長は同日、「幼少期に韓国語と韓国文化を学んだ中国の学生が10年後、両国の関係を強化する種になるだろう」と期待した。数年続いている「限韓令」の影響、韓国に劣らない大学入試の負担に悩まされながらも、韓国語を学ぼうとする参加者の熱意がすごいということだ。


金喆仲 tnf@donga.com