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オマーン戦控えた洪明甫「非難は私に、選手たちに応援を」

オマーン戦控えた洪明甫「非難は私に、選手たちに応援を」

Posted September. 09, 2024 09:18,   

Updated September. 09, 2024 09:18

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「選手たちには応援を送ってほしい。非難は監督が受ければいい」

サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(写真)が、敵地で行われるオマーンとの2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選第2戦を3日後に控えた7日、現地で取材陣に対してこのように話した。大韓サッカー協会の関係者が伝えた。自分と鄭夢奎(チョン・モンギュ)大韓サッカー協会長に向けられたファンの非難を受けて代表選手たちが動揺する姿を見せると、ファンに訴えたので。代表チームは10日午後11時、敵地でオマーンとW杯アジア3次予選B組試合を行う。オマーンの国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは76位で、韓国(23位)より53ランク低い。対戦成績は韓国が4勝1敗でリードしている。

5日、ソウルW杯競技場で行われた韓国とパレスチナの3次予選B組第1戦(0-0)の時、観客は「洪明甫出て行け」「鄭夢奎出て行け」を何度も叫んだ。代表チームの指揮官として外国人監督をまず調べると言っていたが、突然方針を変えて洪監督を選択した大韓サッカー協会に対するファンの非難は収まっていない。洪監督も「代表監督を引き受けるつもりはない」という自身の発言を覆し、シーズン途中に所属クラブ蔚山(ウルサン)を辞任して代表チーム指揮官を引き受けたため、ファンの非難を浴びている。洪監督は、10年ぶりの代表監督としての復帰戦だったパレスチナ戦が引き分けに終わった後も、ブーイングを浴びた。洪監督は「試合中にブーイングを受けたのは初めてなので戸惑った」と話した。

パレスチナ戦が終わった後、DFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)は観客席の方に向かい、「選手たちを応援してほしい。お願いする」と多少敏感な反応を見せる場面もあった。洪監督は「キム・ミンジェはファンの応援が力になることを知っている選手だ。私に対する非難世論のためにあのようなことが起きたと思う」と話した。

18ヵ国が進出した北中米W杯アジア3次予選は、6チームずつ3組に分かれて1次リーグを行う。各組の上位2位の計6チームはW杯本大会に直行する。各組3位と4位の計6チームは、残り2.5枚の本大会切符をめぐってアジアと大陸間のプレーオフを行わなければならない。北中米W杯から本大会参加チームが従来の32チームから48チームに増え、アジアに割り当てられた出場枠も4.5枚から8.5枚に増えた。


鄭允喆 trigger@donga.com