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低評価された50大企業のブランド価値、外国企業111%上昇する間、韓国は72%上昇

低評価された50大企業のブランド価値、外国企業111%上昇する間、韓国は72%上昇

Posted September. 11, 2024 07:03,   

Updated September. 11, 2024 07:03

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韓国代表企業のブランド価値の成長速度は、グローバル企業に比べて相対的に遅れている。専門家らは、韓国企業が技術力や製品の競争力に比べて相対的に厳しい評価を受けていると見ている。韓国国内企業が今後も世界舞台で競争するためには、ブランド価値を引き上げる装置が必要だという指摘が出ている。

9日、グローバルブランド評価機関のインターブランドによると、昨年、グローバル上位50社のブランド価値は2兆7700億ドル(約3711兆8000億ウォン)で、2014年の1兆3100億ドルに比べて110.8%上昇した。同期間、韓国の上位50社のブランド価値は、116兆9000億ウォンから201兆ウォンへと71.9%の上昇に止まった。

韓国内主要企業が自ら下した評価と専門家たちの診断も似ている。東亜(トンア)日報が韓国内上位30グループの戦略・マーケティング担当役員と韓国経営史学会所属学者70人を対象に行ったアンケート調査の結果、59%が韓国企業は「実際の力量や潜在力に比べて低評価されている」と見ている。特に、30大グループの役員の中では、23人(76.7%)がこのように答えた。彼らは、「韓国企業が低評価されているために、金融投資市場も小さい」、「企業を越えて、国全体のソフトパワーの問題だ」等の回答を追加した。

企業ではなく韓国製品やサービスは、調査対象者の38%が「低評価されている」と話した。「実際ほど評価されている」という回答(47%)がより多かった。つまり、韓国製品やサービスはグローバル市場できちんと評価されているが、それを作る企業の評価は低いと見ている。

アップルやコカコーラ、メルセデスベンツ、ディズニーなどは、会社に対するファン層がグローバル市場で厚く形成されている。このような強力なブランドは、製品の競争力を高めるシナジー効果を出す。一方、ブランド価値が低ければ、好循環の効果は期待できない。

専門家らは、韓国企業の価値を高める方法の一つとして、企業のヘリテージ(遺産)をより積極的に活用する必要があるとアドバイスする。延世(ヨンセ)大学国際大学院のモ・ジョンリン教授は、「ヘリテージの開発は、歴史をブランディングすることだ」とし、「ブランドが市場競争力なら、ヘリテージは市場競争力を持続可能にする役割をしている」と話した。


ホン・ソクホ記者 ソン・ジンホ記者 will@donga.com · jino@donga.com