イーロン・マスク氏、３年後には人類初の「兆万長者」になる

米電気自動車（ＥＶ）大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ・５３・写真）が、人類初の１兆ドル（約１３５０兆ウォン）の財産を保有する「兆万長者」になるとの見通しが出た。人類初の「億万長者」が１９１６年に誕生してから１１１年が経った。米国のスタンダードオイルの創業者、「石油王」のジョン・Ｄ・ロックフェラー氏が初めて億万長者になった。

英紙ガーディアンは８日（現地時間）、英国の資産分析会社「インフォマ・コネクト・アカデミー」を引用し、近年、マスク氏の財産が年平均１１０％ずつ増えているとし、現在２５１０億ドルの資産を保有しているマスク氏の財産が３年後に１兆ドルになると推定した。

２番目に「兆万長者」になる人物として、インドのエネルギー・金融財閥、アダニグループ会長のガウタム・アダニ氏を挙げた。アダニ氏が、現在の年間資産増加率１２３％を維持すれば、２０２８年に兆万長者になると予測した。

米人工知能（ＡＩ）半導体企業ＮＶＩＤＩＡのジェンスン・ファンＣＥＯ、インドネシアのエネルギー財閥バリトーパシフィックグループのプラヨゴ・パンゲストゥ会長なども同年に兆万長者になると予想した。３０年にはフランスの企業グループであるモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン（ＬＶＭＨ）のベルナール・アルノー会長、フェイスブックの親会社メタプラットフォームのマーク・ザッカーバーグＣＥＯが「１兆ドルクラブ」入りすると見た。


崔智善 aurinko@donga.com