11月14日に実施される2025年度大学修学能力試験(修能)に「2浪以上」と大学入学資格検定(大検)合格者を合わせた規模がここ21年間で最大となったことが分かった。
韓国教育課程評価院が11日に発表した「25年度修能受験願書受付結果」によると、高校卒業生と大検合格者の受験生を合わせた数は18万1893人で、2004年度(19万8025人)以来最多だった。
教育界では、来年の医学部増員で医学部進学を目指す「上位圏の浪人」が大量に集まったと分析されている。これにより、今年の修能では上位圏の高校3年生と浪人の競争が激しくなるものと予想される。全国39の医学部の募集人数は2024年度3113人から2025年度4610人に1497人増えた。
特に、大検を合格した修能受験者は2万109人で、1995年度(4万2297人)以来の最多となった。大学入試を効率的に準備するために学校を中退した後、予備校で修能の勉強をするケースが増えたものとみられる。
大学に在籍しながら入試に再挑戦する「仮面浪人」の数が関連統計の公開以来、最多という分析も出た。鐘路(チョンロ)学院は同日、6月の模擬評価と修能受験者との差を考慮して推定した結果、今年の仮面浪人は9万3195人で、関連統計が公開された2011年度以降、最多と指摘した。
崔예나 yena@donga.com