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防水工事から2週間、金浦空港の管制塔が再び水漏れ

防水工事から2週間、金浦空港の管制塔が再び水漏れ

Posted September. 14, 2024 09:24,   

Updated September. 14, 2024 09:24

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今年夏の梅雨の時に雨漏りが起きて問題となった金浦(キムポ)国際空港の管制塔で、今月に入ってから再び水漏れが発生したことが確認された。防水工事をしたにもかかわらず、雨が漏れると、老朽化した管制塔を新たに建設しなければならないのではないかという声も出ている。

13日、航空業界によると、前日、金浦国際空港の管制塔の壁から雨漏りが起きた。当時、金浦空港には約30ミリの雨が降った。雨は壁とドアの隙間に沿って流れ、水が流れた側には管制装置と電源供給線、管制情報の伝送ケーブルなどが置かれていた。職員たちが緊急に装置を移したため、特別な事故は起きなかった。

管制塔は、空港の最も高いところで航空機の離発着を管理するなど、航空交通の流れを指示または監視する役割を果たす。敏感な管制装置に水が入って作動を止めれば、管制麻痺の事態まで起きかねない。これに先立って、7月と8月も3回、管制室の内部や管制塔1階の天井などで雨が漏れてきた。管制塔を管理する主体である韓国空港公社側が先月末、防水工事を行ったにもかかわらず、今月に入ってから同じ現象がまた起きた。

金浦国際空港の管制塔は1988年に完成したが、建物が老朽化し、漏水はもちろん強風発生時に揺れの現象まで起きている。航空業界の関係者は、「一日平均400機以上の航空機が離発着する金浦空港の管制塔に問題が生じれば、運航麻痺はもちろん飛行安全にも致命的だ」とし、「急場しのぎで防水工事のみするのではなく、新築までも真剣に検討しなければならない」と話した。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com