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金建希夫人の公開活動に与党内からも「国民の目線に合わない」と批判の声

金建希夫人の公開活動に与党内からも「国民の目線に合わない」と批判の声

Posted September. 19, 2024 08:53,   

Updated September. 19, 2024 08:53

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が最近、公開活動を本格化していることについて、与党内からも公開的な批判が相次いでいる。金夫人は、尹大統領の秋夕(チュソク=陰暦8月15日の節句)挨拶の動画に登場したのに続き、秋夕連休期間の15日、障害児童の居住施設を訪れてボランティア活動をしている写真を公開した。19日から22日まで尹大統領のチェコ訪問にも同行する予定だ。

これについて、与党「国民の力」の親韓系(韓東勳氏系)の申志鎬(シン・ジホ)戦略企画副総長は18日、「麻浦(マポ)大橋の視察に行ったことについて大変批判的な世論が高い。秋夕の挨拶動画についても様々なことを言われている」と指摘した。申氏は、「リアルタイムの民心反映のために新設した民情首席秘書官室は、いったい何をしているのか」とし、「民情首席室がきちんと把握し、大統領夫妻に伝えてほしい」とも話した。

同党の金龍泰(キム・ヨンテ)議員も、「(金夫人が)何をしても、国民の目線には好ましく映らないことを認識しなければならない」と述べた。金議員は「国民からますます好ましくないと思われているようだ」とし、「与党内にも似たような考えをしている人が多いけど、それをを口にできない方々もいる」と話した。洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱(テグ)市長も16日、「(金夫人は)今出る状況ではない。あらゆる噂が出回っているのではないか」とし、「公開活動は、国民をさらに苦しませることになりかねない」と話した。

党執行部からは、野党が秋夕直後に金建希特検法の処理などを狙っている状況下で、時期的に不適切だという指摘が出ている。党執行部の主要関係者は、「『金建希特検法』など本人のことで国政が混乱しているのに、本人が解決するかのように出てくるのは国民の情緒とは合わない」と話した。大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクト)出身の議員も、「金夫人の動きは(野党)民主党側に餌を与えるのではないかと指摘する声がある」とし、「今はメディアへの露出を減らさなければならない」と話した。

最大野党「共に民主党」は、秋夕連休中に「選出されていない大統領夫人の政治は、狂気政治の黒歴史になるだろう」と批判を強めた。同党の金民錫(キム・ミンソク)最高委員は、「金夫人のセンター本能と指導者フォース、金夫人の優位は、『夫婦共同権力』の本質であることが確認されている」と主張した。「親日・偽教主の天空(チョンゴン)が、『建希大乱』の偽国師に見える」という露骨な非難も吐き出した。


チョ・グォンヒョン記者 ユン・ミョンジン記者 buzz@donga.com