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大韓電線が米国でHVDCを初受注、計900億ウォン規模

大韓電線が米国でHVDCを初受注、計900億ウォン規模

Posted September. 20, 2024 09:29,   

Updated September. 20, 2024 09:29

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大韓(テハン)電線が900億ウォン規模の米国のカリフォルニア電力網事業を受注した。同社は19日、米国で行われる320キロボルト(kV)の電圧型超高圧直流送電(HVDC)と500kVの超高圧交流送電(HVAC)プロジェクトのケーブル供給者に選定されたと明らかにした。

米電力会社である「LSパワーグリッドカリフォルニア」が発注した今回のプロジェクトは、シリコンバレーやサンノゼなど北カリフォルニアの電力網の信頼性を高めるためのものだ。同地域は人工知能(AI)や先端情報技術(IT)企業の発展で電力需要が急増している。

大韓電線は今回のプロジェクトで、米HVDC市場に初めて進出することになった。HVDCは交流電力を直流に変換して送電する方式で、長距離大規模送電の核心技術に挙げられる。

また、同社が参加する500kVのHVACは商用化された交流地中ケーブルの中で最も高い電圧だ。現在、国家核心技術に指定されており、同社が国内で初めて開発し商用化に成功した。

同社の関係者は「高付加価値市場であり、未来の電力網と評価される分野で実績を積んでいるだけに、持続的に成長している北米市場で受注を拡大する基盤になるだろう」と話した。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com