チェコのパベル大統領が、チェコを公式訪問中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領との首脳会談後、「オランダとスロベニア、スロバキア、ポーランドなどの国が原発を開発する計画があるため、私たちが韓国と協力する可能性が高い。チェコで(原発)協力が成功すれば、第3国への(共同)進出を検討することができる」と述べた。
パベル氏は19日(現地時間)、プラハで開かれた尹大統領との首脳会談後の共同記者会見で、韓国が事業優先交渉対象に選定されたドコバニ原発建設について、「(今回の事業契約が最終的に)締結されれば、(韓国と)さらにテメリン原発事業(協力)を考えることができる」と述べた。チェコは、ドコバニ原発2基に続き、テメリン2基の原発を受注するかどうか決定する予定だ。パベル氏は、尹大統領との首脳会談で「韓国水力原子力の(ドコバニ原発)事業の最終受注に楽観的であり、この事業が両国関係の発展の新たな基盤となるよう共に努力したい」と述べた。
尹大統領は、会談後の記者会見で、「ドコバニ原発建設の設計、施工のすべての手続きでチェコと共にする」とし、「原子力同盟が構築され得る」と述べた。尹大統領は会談で、「ドコバニ原発事業が『両国が共に建てる原発』とし、両国の経済成長に寄与する互恵的なプロジェクトになるよう韓国の『チームコリア』が積極的に協力する」と述べた。尹大統領は20日、チェコのフィアラ首相と共にプラハから90キロ離れたプルゼニ市にある斗山(トゥサン)シュコダパワーやシュコダJSなど原発企業を訪問した後、原発建設から設計、運営、廃棄物管理など、原発生態系の全周期にわたる協力のための13件の了解覚書(MOU)を締結した。
黃炯? constant25@donga.com