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「レジェンドは生きている」 51歳のイチローが9回完投

「レジェンドは生きている」 51歳のイチローが9回完投

Posted September. 25, 2024 09:13,   

Updated September. 25, 2024 09:13

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選手時代の背番号「51」と同じ年になった日本野球のレジェンド、鈴木一郎(イチロー)氏(51)が今年も相変わらず「鉄腕」ぶりをアピールした。自ら球団オーナーとして監督も務めている草野球チーム「KOBE CHBEN」の先発投手としてだ。

米大リーグで3089安打を放ち「安打製造機」と呼ばれたイチロー氏は23日、東京ドームで行われた日本高校野球女子選抜チームとの試合に先発投手兼1番打者として出場し、17-3の大勝を導いた。

イチロー氏は2021年から毎年1回ずつ行う高校野球女子選抜チームとの親善試合に毎回先発投手として先発登板し9回まで完投してきた。2021年には9回完封勝利で1-0勝利を導き、2022年には9回を投げて1失点した。昨年は9回完封で4-0の勝利を収めた。

今年はこれまでの3年間とは違って、1回から先に3失点した。しかし、すぐにコンディションを取り戻し、9回まで追加点を奪われなかった。同日の最終成績は9回5被安打2四球9奪三振3失点(非自責点)だった。投球数は116球で、ファーストボールの最高球速は138キロまで出た。打席では4本の安打を放った。

ニューヨーク・ヤンキースで巨砲として活躍した松井秀喜氏(50)も同日、初めてKOBE CHIBENのユニホームを着て試合に出場した。4番・中堅手として出場した松井氏は8回、右フェンスを越える3ラン本塁打を放った。二人は同時代に米大リーグで活躍したが、同じチームの所属で試合に出たことはない。日本のメディアは「イチローがホームランを打ってホームに帰る松井を笑顔で迎えた」と伝えた。


李憲宰 uni@donga.com