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出生児数が8%も持ち直して17年ぶりの最大幅

出生児数が8%も持ち直して17年ぶりの最大幅

Posted September. 26, 2024 09:04,   

Updated September. 26, 2024 09:04

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今年7月に生まれた赤ちゃんの数が1年前より8%近く増え、同月基準で、ここ17年間で最も大幅に増加した。出産の先行指標に挙げられる結婚件数も、史上最大の伸び率を示している。結婚と出産をするという若年層も増えたことが調査の結果わかり、少子化が底を打って持ち直す可能性があるという期待が高まっている。ただ、一部からは、結婚適齢期に入った人口自体が増えたことにともなう「錯視」という解釈も出ている。

25日、統計庁が発表した「人口動向」によると、7月の出生児数は2万601人と集計された。1年前より7.9%(1516人)伸びたもので、2007年7月(12.4%)以来最も高い伸び率となる。7月の結婚件数も1万8811件で、前年より32.9%伸びた。これまでの7月の中で最も高い伸び率であり、すべての月を通しては1996年1月(50.6%)以来2番目に高い。

同日、少子高齢社会委員会(少高委)によると、少高委が今年3月と9月に成人未婚男女について調査した結果、「結婚の意向があるか」という質問に対し「そうである」と答えた割合は、3月の61%から9月は65.4%へと4.4ポイント伸びた。「出産の意向はあるか」という質問に、子供のいない男女のうち「そうだ」と答えた割合は、同期間32.6%から37.7%へと5.1ポイント伸びた。少高委は、このような調査内容が盛り込まれた報告書を来月発表する予定だ。


世宗市=イ・ホ記者 チョ・ユラ記者 number2@donga.com