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第2延坪海戦と天安艦遺品などを国家遺産に登録

第2延坪海戦と天安艦遺品などを国家遺産に登録

Posted September. 27, 2024 09:55,   

Updated September. 27, 2024 09:55

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天安(チョンアン)艦襲撃事件当時の船体や韓国戦争当時に参戦した国連軍を賛えるための記念碑など、報勲関連の象徴物を国家遺産として管理し保存するために、国家報勲部(報勲部)と国家遺産庁が手を取り合う。

報勲部は27日、ソウル龍山区(ヨンサング)のソウル地方報勲庁で姜貞愛(カン・ジョンエ)報勲部長官と崔應天(チェ・ウン)国家遺産庁長などが参加した中、「国家報勲関連文化遺産の保存と持続可能な活用」のための業務協約を交わすと、26日明らかにした。今回の協約は、国のための犠牲と献身の価値を感じることができる顕忠施設など、国家報勲の象徴物を未来世代に伝承する国家遺産として保存するために、両政府機関が力を合わせようという共感が形成されたことを機に推進されている。

報勲の象徴物のうち、韓国戦争当時に参戦した国連軍が眠る世界唯一の国連軍墓地である釜山南区(プサン・ナムグ)の在韓国連記念公園(1951年造成)など、建設から50年以上経った施設物はすでに国家登録文化遺産に登録されている。報勲部はこの他にも、1960~70年代に全国的に建設された国連軍参戦記念碑など、国家遺産として管理されなければならない施設が多数あると見て、国家遺産庁と共に歴史的価値の高い象徴物を選別し国家遺産に指定・登録する方針だ。

報勲部は、50年足らずのシンボルも、今後、国家遺産に登録される可能性が高いと判断されれば、国家遺産庁との協議を通じて、予備文化遺産に選定し、保護する方針も明らかにした。2002年の第2次延坪(ヨンピョン)海戦当時、銃撃の痕跡がそのまま残っているチャムスリ357号や、2010年の北朝鮮の魚雷攻撃で真っ二つになった天安艦の船体、同年の延坪島砲撃当時に燃えた韓国軍の鉄帽など、韓国軍将兵の犠牲と献身を一目で見ることができる象徴物が、予備文化遺産の選定対象になるという観測が出ている。


孫孝珠 hjson@donga.com