１３日間で４試合出場の孫興民が痛み訴えて交代、疲れ果てか

イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・帆とスパーの孫興民（ソン・フンミン）がシーズン３号アシストを記録した。しかし、太ももの痛みを訴えて交代され、体調を懸念する声が上がっている。

トッテナムは２７日、本拠ロンドンで行われたガラバフ（アゼルバイジャン）との２０２４～２０２５シーズンＵＥＦＡヨーロッパリーグ（ＥＬ）フェイズ第１戦で３－０で勝った。

ＥＬはＵＥＦＡチャンピオンズリーグ（ＣＬ）に次ぐ欧州のクラブサッカー大会。トッテナムは昨シーズンのプレミアリーグを５位で終えてＥＬ出場権を手にした。プレミアリーグ１～４位はＣＬに出場する。

同日、孫興民はトッテナムの３点目をアシストし、プレミアリーグを含めて２試合連続のアシストを記録した。孫興民は２１日、ブレントフォードとのプレミアリーグ試合（３－１、トッテナム勝利）で２アシストを記録し、シーズン３アシスト（２ゴール）となった。

後半２３分、孫興民の右足シュートを相手ＧＫが手ではじき返すと、トッテナムＦＷドミニク・ソランケが押し込んだ。ＵＥＦＡはライブ中継と大会個人記録に孫興民のアシストで表記した。ＵＥＦＡ主催のクラブ大会では、孫興民のシュートのようにＧＫがはじき返したボールをチームメイトがゴールにつなげれば、アシストとして認めている。

孫興民はソランケの得点が出た後、ベンチに向かって交代のサインを送った。その後、ピッチに座り込んだ孫興民は、左太ももを触りながら痛みを訴えた。孫興民は後半２６分に交代した。トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は「孫興民が少し疲れていると言った」とし、「まだ（負傷について）クラブの医療チームと詳しい話をしていない」と話した。

孫興民は１５日、プレミアリーグのアーセナル戦からガラバフ戦までの１３日間、４試合を消化した。トッテナムは３日後の３０日には、プレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。孫興民はガバラフ戦を控えて行われた記者会見で「私たちはロボットではない。試合数を減らしてこそ、より良いパフォーマンスを発揮できる」と話した。最近、欧州リーグのスタープレイヤーと監督らが、「１シーズンの試合数が多すぎて、負傷の恐れが高い」と不満を提起したことに同意するという意味だった。


鄭允喆 trigger@donga.com