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韓国人の65%「体の健康を心配」、90%は「サプリなど摂取

韓国人の65%「体の健康を心配」、90%は「サプリなど摂取

Posted September. 30, 2024 09:31,   

Updated September. 30, 2024 09:31

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韓国人の65%は、自分の体の健康を心配しているという調査の結果が出た。毎月約22万ウォンを健康のために投資し、保険機能食品(サプリメント)の摂取や献立の管理などに努めているが、「よく動こうとする」努力は割合不足していることが分かった。

29日、KB金融持株経営研究所は、このような内容を盛り込んだ「2024韓国のウェルネス報告書」を発表した。ウェルネスとは、身体的・精神的・社会的健康が調和を成す理想的状態を意味する。今年初めて発行された韓国のウェルネス報告書は、今年4月1~15日、全国の25~69歳の男女2000人を対象にオンライン・モバイルのアンケート調査を行った結果を基に作成された。

同報告書によると、回答者の体・精神健康への懸念は5点満点(全く心配しないが1点~非常に心配が5点)のうち、平均それぞれ3.67点と3.19点だった。「体の健康について心配する」と答えた割合は64.9%、「精神の健康について心配する」という割合も40.9%に達した。

全ての世代が周期的健康診断(87.0%・複数回答)を健康管理行動の最優先順位に挙げた。サプリメントの摂取(58.2%)や周期的運動(46.3%)、十分な睡眠時間の確保(46.0%)、周期的健康数値の確認(40.8%)なども実践している。

彼らは健康管理のため、月平均21万9000ウォンを使っていた。運動とサプリメントの購入にそれぞれ8万ウォンを支出した。慢性疾患の治療と相談・治療にも、それぞれ4万4000ウォンと1万5000ウォンがかかった。60代(23万3000ウォン)は、20代(19万2000ウォン)より1ヵ月に4万ウォン以上多く使っていることが集計の結果わかった。

回答者10人のうち9人は、総合ビタミンや乳酸菌などのサプリメントや栄養剤を1ヵ月以上地道に服用していた。献立を管理していると答えた割合も69.7%に達した。一方、世界保健機関(WHO)の推奨指針である週3日以上の激しい有酸素運動と週2日以上の筋力トレーニングの実践の割合は、それぞれ56.4%と42.8%に止まった。


キム・スヨン記者 syeon@donga.com