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金河成が肩の手術決定しシーズン終了 大型FA契約に暗雲

金河成が肩の手術決定しシーズン終了 大型FA契約に暗雲

Posted September. 30, 2024 09:34,   

Updated September. 30, 2024 09:34

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米大リーグのポストシーズンは結局出場できなくなった。肩の手術を受けることにしたからだ。

サンディエゴ・パドレスのマイク・シルト監督は29日、アリゾナ州フェニックスにある敵地チェイス・フィールドで行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先立ち、「金河成のシーズンは終わった」と発表した。さらに米国メディアとのインタビューに応じた金河成は、「若干破れた肩関節の外側を縫合する手術を受けることにした」とし、「一日も早く復帰してチームに役に立つためにすべての努力を尽くした。しかし、体が言うことを聞かなかった。とてもがっかりして挫折感を感じる」と話した。

金河成は先月19日、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦の途中、相手投手のけん制の際、スライディングして一塁に帰る途中、肩を痛めた。すぐ交代された金河成は、2021年にメジャーリーグ進出して以来初めて故障者リスト(IL)に入った。以後、何度もチーム練習に参加して復帰を狙ったが、痛みが消えなかった。結局、手術を受けることを決め、金河成は打率.233、11本塁打、22盗塁、47打点でシーズンを終えることになった。

金河成は、レギュラーリーグへの復帰が難しければ、ポストシーズンに戻ってチームに力を貸すという計画だった。パドレスはナショナルリーグ・ワイルドカード1位で2年ぶりにポストシーズン進出を決めている状態だ。金河成は2年前の2022年のポストシーズンでは12試合に出場して8得点をあげ、チームのポストシーズン史上得点記録を塗り替えた。金河成は「このチームは私にとって家族のようなところだ。今年優勝できる絶好のチャンスをつかんだ」とし、「今年はチームと一緒にいることはできないが、心から仲間たちを応援する」と話した。

肩の手術で金河成の自由契約選手(FA)契約にも暗雲が立ち込めている。金河成はシーズン終了後、FA市場に出て1億ドル以上の大型契約に挑戦する計画だった。しかし、交渉戦略を練り直さなければならない状況になった。

金河成は2021年にパドレスと「4+1」年契約を結び、太平洋を渡った。2021~2024年には総額2800万ドル(約367億ウォン)は保障され、2025年には相互オプションをかけておいた。このため、金河成が契約を延長してパドレスでプレーすれば800万ドル(約105億ウォン)を受け取り、FAなどでチームを離れれば200万ドル(約26億ウォン)を受け取ることになる。

現地では、金河成がパドレスとの契約を延長せず、FA市場に出るだろうと予想している。金河成は「来年の去就についてはまだ具体的に考えていない。負傷を早く克服し、来シーズンに元気にプレーすることだけに集中している」と話した。


李憲宰 uni@donga.com