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激化する金承奎と趙賢祐の正GK争い、ヨルダン戦のGKは?

激化する金承奎と趙賢祐の正GK争い、ヨルダン戦のGKは?

Posted October. 02, 2024 09:41,   

Updated October. 02, 2024 09:41

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8ヵ月ぶりに代表チームに復帰したGK金承奎(キム・スンギュ=34、アル・シャバブ)と国内組GK趙賢祐(チョ・ヒョンウ=33、蔚山)が「洪明甫(ホン・ミョンボ)号」の主力の座をめぐって再び熱い競争を繰り広げることになった。

金承奎と趙賢祐は先月30日、洪明甫代表監督が発表した2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選の10月の2連戦の招集メンバーに並んで名前を連ねた。代表戦81試合(60失点)を消化した金承奎は、アジアカップ期間だった1月に練習途中、膝の十字靭帯が断裂し、しばらく代表チームに選ばれなかった。金承奎が代表チームから離脱した後に行われた代表戦11試合では趙賢祐(代表戦35試合、36失点)がゴールを守った。

金承奎と趙賢祐はともに洪監督と縁が深い。金承奎は代表チームで洪監督に先に会った。洪氏がチームを率いた2010年広州アジア大会で主力として活躍した。洪氏が初めて代表監督を務めた2013年に、初めて代表メンバー選ばれた。当時、洪氏は「金承奎は若い時から見守ってきた能力のある選手」とほめたたえた。同年8月、ペルーとの親善試合(0-0の引き分け)で代表戦デビューした金承奎は、2014年ブラジルW杯まで洪氏と共にした。

2013年、大邱(テグ)でプロデビューした趙賢祐は最近、蔚山(ウルサン)で洪氏とともにKリーグ12連覇(2022、2023年)をけん引した。趙賢祐は蔚山がリーグ2連覇を達成した昨シーズン、クリーンシート(無失点試合)13試合で同部門1位に上がった。洪氏は蔚山で采配をしていた時、「趙賢祐のおかげで勝ち点をたくさん稼いでいる。チームを支えてくれる選手だ」と話した。

金承奎と趙賢祐の代表チームでの正GK争いは、趙賢祐が2017年の代表戦にデビューしてから始まった。申台龍(シン・テヨン)前代表監督は、2018年ロシアW杯で反射神経に優れた趙賢祐を先発に起用した。韓国が16強入りの成績を出した2022年カタールW杯では、金承奎がGKの手袋をはめた。GKのパスから始まるビルドアップ(攻撃展開)を強調したパウロ・ベント前代表チーム監督が、金承奎の足技を高く評価したからだ。

今季、趙賢祐は蔚山で32試合に出場し35失点した。クリーンシートは12試合で2位だ。金承奎はサウジアラビアリーグのアル・シャバブでレギュラーリーグとキングスカップなど6試合に出場して3失点した。今度は誰が代表チームの正GKの手袋をはめるのだろうか。10日のヨルダンとのアウェー試合の観戦ポイントの一つだ。


鄭允喆 trigger@donga.com