Go to contents

プルダックポックンミョンなどKブランドの海外偽造が5年間で87万件

プルダックポックンミョンなどKブランドの海外偽造が5年間で87万件

Posted October. 03, 2024 09:35,   

Updated October. 03, 2024 09:35

한국어

Kカルチャーのブームが広がり、韓国産製品も世界的に人気を集めている中、外国企業が韓国ブランドの偽商品を販売したり、海外で商標を無断で出願したりする事例が相次いでいることが分かった。

2日、最大野党「共に民主党」の金元二(キム・ウォンイ)議員が特許庁から受け取った資料によると、特許庁がこの5年間、海外主要電子商取引のプラットフォームで販売するKブランドの偽商品を探知し、掲示を遮断した件数が計87万3754件に達すると集計された。年度別では、2020年は16万5460件、2021年は24万7396件、2022年は25万2544件、2023年は16万1110件、2024年(6月基準)は4万7244件などだった。

例えば、韓国国内食品企業の商品パッケージデザインの一部を変形するやり方で、韓国内企業の製品を模倣した商品をオンラインとオフラインで流通している。海外で大きな人気を得ている三養(サムヤン)食品のプルダックポックンミョンは、中国で偽商品が摘発された。

プラットフォーム別には、シンガポールの「ショッピー」が51万9048件(59.4%)で最も多く、ベトナムの「ラザダ」が20万2549件(23.2%)、中国のアリババグループが9万47件(10.3%)、インドネシアの「トコペディア」が2万2666件(2.59%)などの順だった。

品目別では、キャラクター・生活用品の偽商品が58万6863件(67.2%)で最も多かった。次にビューティーが10万4254件(11.9%)、児童・乳児製品が10万3677件(11.8%)、衣類が4万1987件(4.8%)の順だった。

韓流に便乗して、韓国企業のブランド商標を海外で無断で先取りする事例も少なくない。韓国内企業の商標を盗用し、現地で商標を無断で先に出願後、偽商品を流通させるやり方だ。特許庁がこの5年間、モニタリングした無断先取り件数は計2万891件と集計された。国別では、中国が1万809件(51.7%)で最も多かった。その後、インドネシアが3555件(17%)、タイが2919件(14%)、ベトナムが1953件(9.3%)となっている。

金議員は、「Kブランドの商標権保護と競争力強化のための十分な財政支援と人材補強など、対策を積極的に用意しなければならない」と指摘した。


キム・ウンジ記者 eunji@donga.com