Go to contents

「総選挙後の民心を推し量る」再・補選、与党「地域の働き手」vs野党「政権審判」

「総選挙後の民心を推し量る」再・補選、与党「地域の働き手」vs野党「政権審判」

Posted October. 04, 2024 10:29,   

Updated October. 04, 2024 10:29

한국어

10月16日の再・補選の選挙運動が始まった3日、与野党執行部が選挙区を訪れ、総力戦に乗り出した。今回の再・補選は基礎自治体首長4人(釜山金井区、仁川江華郡、全羅南道霊光・谷城郡)とソウル市教育監1人を選ぶミニ選挙だ。しかし、昨年の総選挙後、民心の流れを推し量る最初の選挙であることに加え、与野党がそれぞれ「金建希(キム・ゴンヒ)特検法」や「李在明(イ・ジェミョン)1審」といった大きなリスクを抱えている状況であるため、党代表が自ら出て勝利に死力を尽くしている。

与党「国民の力」は、票田である江華(カンファ)と金井(クムジョン)で「地域の働き手を選んでほしい」と訴えた。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)院内代表は同日午後、江華を訪れ、ソウル-仁川(インチョン)の地下鉄連結などを公約し、「与党院内代表として、経済副首相を務めた者として、公約を必ず履行する」と述べた。韓東勲(ハン・ドンフン)代表も8日、谷城(コクソン)を皮切りに金井と江華を訪れ、最高委員会を開くなど支援に乗り出す。同党関係者は、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と韓代表の対立や金建希夫人をめぐる各種疑惑、医療空白の長期化などで地域の民心が深刻だ」とし、「江華では安相洙(アン・サンス)候補が無所属で出馬するうえ、金井では野党の候補一本化の可能性など変数も少なくない」と述べた。

最大野党「共に民主党」の李在明代表は同日午前、霊光(ヨングァン)で選挙運動を開始し、「政権審判論」を掲げた。李氏は、「4月の総選挙が1次政権審判なら、今回の補欠選挙は2次政権審判だ」と述べた。全羅道(チョルラド)で激戦を繰り広げた祖国革新党を念頭に、「前を向くべき槍を横に突き刺して戦えるのか」と述べた。同党関係者は、「全羅道で1ヵ所でも敗北する場合、来月の1審判決を控え、李氏の党内リーダーシップへの打撃が避けられない」と話した。

祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表は同日、霊光と谷城を訪れ、「私の首にナイフを突き立てても、尹錫悦、『国民の力』政権と手を組むことはない」と野党支持層に訴えた。選挙運動期間は選挙前日の15日まで。


金志炫 jhk85@donga.com