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「同盟休学でなければ休学可能」2日後に態度を変えた政府

「同盟休学でなければ休学可能」2日後に態度を変えた政府

Posted October. 07, 2024 09:29,   

Updated October. 07, 2024 09:29

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教育部は6日、来年の復学という条件付きで医学部生の休学を許容する「医学部学事の正常化のための非常対策」を発表した。同盟休学は許可しないが、来年の復学を約束したり、病気や語学研修などを証明すれば、大学が休学を承認するようにした。医学部の教育課程を6年から5年に短縮する案も推進する。医学部生の休学が承認されれば、来年の全国医学部予科1年生の授業は7500人余りが一度に受ける事態が現実になる。ここに医学部の課程まで圧縮して教育するならば、不良教育の懸念はより一層大きくなるだろう。

全国医学部の2学期の登録率は3.4%に止まった。先月30日、ソウル大学はこのような状況では、今年、正常な教育は行われにくいと見て、医学部生の休学申請を一括承認した。しかし、教育部は2日後の2日、監査チームを設置してソウル大学に派遣し、厳重問責を警告し、4日は医学部のある大学40校の総長を招集して休学を許可しないようにと脅しをかけた。それでも休学承認は避けられないという現実論が大学で広がると、再び2日後の6日、「同盟休学でないと言えば、休学を認める」という苦しい対策を発表した。

各大学は、医学部生に対し便法的休学を強要し、休学承認の責任を大学に転嫁しただけで、医学部生が応じられる根本的な対策ではないと指摘する。休学願いに「来年復帰する」という内容を明記せよと、事実上反省文を要求し、これに違反した時に留年や除籍措置をするという但し書きを付けた。大学の自主性侵害も度を越した。休学承認の割合と来年の財政支援を連携し、2学期を超過して休学できないように学則改正にも一々介入するという。

医学部生が復帰しないので、「予科2年・本科4年」の6年の教育課程を5年に減らすという発想にも驚かされる。来年の医師排出中断による医療空白を最小化するという趣旨だが、医師の質は問わず、量だけ合わせればいいという「急場しのぎ」の発想だ。来年も医学部生が復帰しなければ、4年制に減らすだろうか。このようなどんぶり勘定対策は、医学部の増員は失敗した政策だということを裏付けるだけだ。8ヵ月が経っても、政策の誤りを正さずに、小細工ばかり繰り返しているため、もはや解決策を見出せないほどごちゃごちゃになっている。