サッカー韓国代表チームの「1996年生まれの同い年の親友」黄仁範(ファン・インボム=フェイエノールト)とキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)がヨルダンとのワールドカップ(W杯)3次予選試合を控え、所属クラブで並んでゴールを味わった。
オランダリーグのフェイエノールトでプレーするMF黄仁範は6日、トウェンテとの今季レギュラーリーグ試合で、チームが1-0でリードした前半43分、左足のミドルシュートでゴールネットを揺らした。黄仁範は先月、ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)からフェイエノールトに移籍して後、リーグ3試合目でリーグデビューゴールを決めた。フェイエノールトに加入するやいなや主力の座を手にした黄仁範はクラブとファンが選ぶ「9月の月間最優秀選手」に選出されるなど急速にチームに溶け込んでいる。この日チームが2-1で勝利し決勝ゴールの主人公になった黄仁範は「フェイエノールトでのすべての瞬間を楽しんでいる」と話した。
ドイツ・ブンデスリーガ、バイエルン・ミュンヘンのDFキム・ミンジェは7日、フランクフルトとのリーグ戦で先制ゴールを決めた。キム・ミンジェは前半15分、ペナルティーエリアでトーマス・ミュラーが出したパスを右足で押し込んだ。これでキム・ミンジェは今季リーグ6試合目でシーズン初ゴールを決めた。キム・ミンジェは昨季のブンデスリーガでは25試合に出場し、1ゴール2アシストを記録した。しかし、キム・ミンジェをはじめミュンヘンの守備陣の集中力は惜しかった。3ゴールを許したミュンヘンは、打ち合いの末、3-3で引き分けた。
代表チームの中核メンバーである黄仁範とキム・ミンジェは、年齢別代表チーム時代から同じ釜の飯を食べてきた。2014年には20歳以下代表で国際ユース大会に一緒に出場し、2018年には23歳以下代表メンバーとしてジャカルタ・パレンバンアジア大会で金メダルを獲得した。二人はフル代表チームでは練習を前後してお互いにいたずらをしながらチームの雰囲気を盛り上げる時が多い。黄仁範は大韓サッカー協会のユーチューブに掲載されたインタビューで、「私とミンジェはお互いに良い刺激になってくれる親友同士」と話した。クラブの試合を終えた黄仁範とキム・ミンジェはヨルダンのアンマンに移動し、ヨルダンとの2026北中米W杯アジア3次予選試合に向けて代表チームに合流する。
鄭允喆 trigger@donga.com