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米マンハッタンにイカゲームの体験館がオープン、3週間分の入場券が完売

米マンハッタンにイカゲームの体験館がオープン、3週間分の入場券が完売

Posted October. 14, 2024 09:14,   

Updated October. 14, 2024 09:14

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「イカゲームを体験しようと3ヶ月間待ちました」

11日(現地時間)、米ニューヨーク・マンハッタンのミッドタウンの真ん中にオープンした複合体験空間「イカゲーム;エクスペリエンス(Squid Game:The Experiences)」を訪れた。ここでは、「ムクゲの花が咲きました」のゲームが真っ最中だった。体験者が少しでも動けばセンサー感知で脱落したり、2メートルの大型人形「ヨンヒ」まで登場するなど、ドラマの中の舞台をそのまま再現した。この他にも、ビー玉遊びなどドラマからインスピレーションを受けた遊び5種を体験することができた。

この日の最終優勝者となったフロリダ州マイアミの住民エイドリアンさんは笑顔で、「直接やってみると本当に面白い」と興奮を隠せなかった。彼は参加のために、ニューヨークまで3時間飛行機に乗ってきたとし、「韓国料理も文化も本当に好きだ」と話した。

ネットフリックスは今年12月26日、ファン・ドンヒョク監督のドラマ「イカゲームシーズン2」の公開を控え、この日ニューヨークで体験館の運営を始めた。昨年12月、カリフォルニア州ロサンゼルスで初披露され、今回ニューヨークとスペインのマドリードで披露される。その後、今年12月にオーストラリアのシドニー、来年初めに韓国でも大衆と会う。

1日に最大1500人までが入場できるが、29~59ドル(約4万~8万ウォン)のニューヨーク体験館の入場券は3週間分が完売した。彼女と付き合ってから3周年を記念しに体験館を訪れたというピルさんは、「絶対やってみたかった韓国遊びをしてみたら、『クール』という感じがする」とし、「友達とまた来る計画だ」と話した。

ネットフリックスが、このような大型体験空間を用意した事例は、イカゲームを含め「奇妙な物語」、「ブリザトン」、「紙の家」など、最高の人気を博した4作品だけだ。ネットフリックス消費者製品担当のジョシュ・サイモン副社長は、「豊富なストーリーテリングと驚くべきファンダムを持つイカゲームは、2億6500万人というネットフリックス史上最も多くの視聴者を記録した番組だ」と意味を付与した。

建物の1階には、韓国食料品店のHマートとコラボして、夜市のように飾った韓国おやつの販売台が設置されていた。入場券を買えなかった観覧客も、韓国文化を体験できるようにオープンした。体験空間はニューヨークのコリアタウンとも近く、約1時間の体験を終えて近くの韓国料理店に向かう観覧客も多かった。


林雨宣 imsun@donga.com