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韓江氏「17日のポニー鄭授賞式に出席」、ノーベル賞受賞後の初の公式活動

韓江氏「17日のポニー鄭授賞式に出席」、ノーベル賞受賞後の初の公式活動

Posted October. 15, 2024 09:25,   

Updated October. 15, 2024 09:25

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ノーベル文学賞受賞後、小説家の韓江(ハン・ガン)氏(53・写真)の最初の公式活動が、17日に開かれる「ポニー鄭(チョン)革新賞」の授賞式になる模様だ。

14日、出版界によると、韓氏はある出版社を通じて、「ポニー鄭革新賞の授賞式に出席する」意向を明らかにしたという。ポニー鄭財団(鄭夢奎理事長)は先月19日、第18回ポニー鄭革新賞の受賞者に韓氏を選定した。ポニー鄭財団は、故鄭世永(チョン・セヨン)HDCグループ名誉会長を称えて2005年に設立され、人文学分野の支援などの活動を行う。授賞式は17日午後5時、ソウル江南区(カンナムク)のアイパークタワーのポニー鄭ホールで開かれる。

韓氏は14日午前、「ポニー鄭革新賞の授賞式はすでに決まっていた日程なので、出席する予定だ」とある出版社関係者に話したという。財団関係者も、「まだ不参加について聞いていないので、予定通り進行するものと考えている」と話した。韓氏がポニー鄭授賞式に出席する意思を明らかにしたことで、より詳しい受賞の所感や近況を直接聞くことができるとみられる。出版界関係者は、「ノーベル文学賞に対する事実上の感想発表の場になるかもしれない」と話した。

韓氏は、受賞の知らせが届いた翌日の11日午前、小説家である父親の韓勝源(ハン・スンウォン)氏を通じて、「ロシア、ウクライナ、またイスラエル、パレスチナ戦争が激しく、毎日死体が運ばれてくるのに、何を祝えるというのだろうか」と伝えた。同日午後10時頃、出版社を通じて記者会見を開かないことを明らかにし、「一日中、巨大な波のように温かい祝福の思いが寄せられたことも私を驚かせた。心から感謝する」と短いメッセージを伝えた。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com