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韓江氏が通った小学校の子供たち、「『少年が来る』を読みたいです」

韓江氏が通った小学校の子供たち、「『少年が来る』を読みたいです」

Posted October. 17, 2024 08:59,   

Updated October. 17, 2024 08:59

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「『少年が来る』を一番最初に読んでみたいです」

16日、光州市北区中興洞(クァンジュシ・ブック・チュンフンドン)にある中興図書館に集まったヒョドン小学校6年6組の児童24人は、「韓江(ハン・カン)さんについて知りたい」というテーマで開かれた野外授業で口をそろえて話した。子供たちは、ノーベル文学賞を受賞した韓江氏が中興洞で生まれ、ヒョドン小学校で1~3年時に通ったという説明を聞いて奇妙な気持ちになった。授業に参加した光州市北区の文寅(ムン・イン)区長は、子供たちから韓氏に関する質問を受けて答える時間を持った。「少年が来る」は、5・18光州民主化運動当時、市民軍に身を置いた故ムン・ジェハク烈士の話が描かいている。文区長は、「うちの区の子供たちも先輩である韓さんのように努力して、第2のノーベル賞受賞者が出てほしい」と話した。

子供たちは、授業の終わりに韓さん宛てに希望の手紙を書いた。キム・スヒョク君(13)は、「先輩の韓江作家がノーベル賞を受賞したというニュースを見て、私も(韓氏のように)賞をもらいたいと思った。次回も素敵な賞を受賞し、ヒョドン小学校と国を輝かせてください」と書いた。パク・スビンさん(13)は、「韓さんが、小説『菜食主義者』を書くようになった過程が気になります。ノーベル文学賞を受賞して本当におめでとうございます」と書いた。北区は子供たちの手紙を、韓氏の父親である作家のハン・スンウォン氏に送り、コピーは中興図書館に展示することを検討している。


李亨胄 peneye09@donga.com