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制服英雄たちの犠牲を称えた津寛寺水陸斎

制服英雄たちの犠牲を称えた津寛寺水陸斎

Posted October. 21, 2024 08:46,   

Updated October. 21, 2024 08:46

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朝鮮王室の最大の仏教儀式であり、仏教芸術の精髄と言われる大韓仏教曹渓宗津寛寺(チョゲジョン・チングァンサ、住職=ポプへ僧侶)の国行水陸斎が19~20日、回向式(自分が磨いた功徳を他の人々にも分け与える儀式)を最後に幕を閉じた。

水陸斎とは、十方世界のすべての仏菩薩聖衆と孤独な魂を道場に祀り、荘厳な仏法を講説し、食べ物を施す最高の仏教儀式である。朝鮮の太祖・李成桂(イ・ソンゲ)が、王室と国の安寧を発願して始まった津寛寺水陸斎は、今年で626周年を迎え、2013年に国家無形遺産に指定された。

49日間、7日に1度ずつ祭祀を行う水陸斎は、今年は大韓民国のために命を捧げた殉国烈士や独立有功者、戦争犠牲者などを慰撫することに焦点を合わせた。先月1日の入斎法会では、ヘグク僧侶が「国の星になった方々のための祝願祈祷」を捧げ、19日の昼斎と20日の夜斎に分けて奉行した最後の七斎では、献香・献茶・献花の儀式に続き、警察官や消防官、国軍将兵、国家情報院の要員、国家公務員などのための位牌が奉安された。

ポプへ僧侶(津寛寺水陸斎保存会理事長)は、「津寛寺国行水陸斎の精神は、宗教と人種、そしてイデオロギーを越えて対立と紛争から抜け出す疎通と和合という真の価値の実現にある」とし、「国のために惜しくも殉国した消防や警察、軍人、公務員の崇高な犠牲精神を称え、極楽往生を祈願した」と話した。

今回の水陸斎には、宗正聖派大宗師や総務院長のチンウ僧侶、中央宗会議長のチュギョン僧侶、津寛寺会主のケホ僧侶、朱豪英(チュ・ホヨン)国会副議長、最大野党「共に民主党」の朴柱民(パク・ジュミン)議員と金宇榮(キム・ウヨン)議員、与党「国民の力」の尹永碩(ユン・ヨンソク)議員、姜貞愛(カン・ジョンエ)国家報勲部長官、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官、柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官など政官界の関係者と駐韓外国大使らが出席した。


李鎭求 sys1201@donga.com