「コ・ジンヨン(高眞榮)が帰ってくる」
24日から4日間、マレーシア・クアラルンプールのG&CC(パー72)で開かれる米女子ツアー(LPGA)、メイバンク選手権の開幕を控え、LPGAツアー事務局は、このような表現を使った。事務局は、「メイバンク選手権について知っておくべき5つのこと」という題名の記事の中で、4つ目に高眞榮の復帰に注目した。
事務局は、「最近、肩の負傷で苦しんでいた女子ゴルフの元世界ランキング1位の高眞榮が今大会に出場する」とし、「9月に終わったFMグローバル選手権以後、約2ヵ月ぶりに出場しシーズン初勝利を狙う」とコメントした。LPGAツアーは13日に閉幕したビュイックLPGA上海を皮切りに、4週間にアジア各国で試合を行う「アジアシリーズ」を開催している。
世界6位の高眞榮は、FMグローバル選手権でユ・ヘラン(23)とプレーオフの末、優勝カップを逃した後、肩の治療に集中してきた。2018年にツアーデビューした高眞榮は毎年1勝以上をあげたが、今季はまだ優勝がない。高眞榮の最後の優勝は、昨年5月のコグニザト・ファウンダーズカップだ。事務局は、「高眞榮が最近出場した6試合で4度トップ10入りするなど、この数ヵ月で輝かしいプレーを見せている」と分析した。
高眞榮やユ・ヘランを含め10人の韓国勢が今大会に参戦する。特にCMEポイント3位で年間最優秀選手ポイント4位、賞金ランキング5位など今季の主要記録で韓国勢の中で最も順位の高いユ・ヘランは今季2勝目を狙う。また、20日に韓国で終わったBMW選手権で、韓国勢では最高位の4位タイとなったソン・ユジン(24)とチェ・ヘジン(25)も優勝に挑む。
キム・ジョンフン記者 hun@donga.com