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カカオがAIサービス「カナナ」を公開、「グループチャットの対話の脈絡も理解」

カカオがAIサービス「カナナ」を公開、「グループチャットの対話の脈絡も理解」

Posted October. 23, 2024 09:15,   

Updated October. 23, 2024 09:15

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カカオは、1対1の会話だけでなく、「グループチャット」の対話の流れを理解する人工知能(AI)サービス「カナナ(Kanana)」を22日公開した。

カカオのチョン・シンア代表は同日、京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)のカカオAIキャンパスで開かれた「if(イフ)カカオAI2024」の基調講演で、「生成型AIの時代にも、カカオは多様な関係と対話の中で個人の脈絡と感情まで考慮する超個人化AIサービスを目指している」とし、「カナナ」を紹介した。カカオトークとは別のアプリで、社内でのテスト導入を経て来年初めに正式発売される。

「カナナ」は、一般的なAIエージェントとは差別化された「AIメイト」としての価値を目指すというのが会社側の説明だ。特有のキャラクターを前面に出した「カナナ」を、「AI親友」や「AIパートナー」のように日常に染み込ませるというのがカカオ側の説明だ。

カナナは、個人メイト「ナナ」とグループメイト「カナ」で具現される。ナナはユーザーとのマンツーマンの対話だけでなく、グループの対話も覚えている。カナは、常駐するグループ対話の中での対話内容だけを記憶し、グループ対話の特徴に合う提案ができる。例えば、家族のグループチャットルームなら、母親が以前行きたいと言及した旅行先を覚えて、旅行計画を立てる時、その地域の宿舎を推薦し、勉強会グループのチャットルームでは、カナが添付された論文を理解して要約し、関連クイズを出したり採点してくれる。


チャン・ウンジ記者 jej@donga.com