Go to contents

K防産、営業利益200%台の増加を予告

K防産、営業利益200%台の増加を予告

Posted October. 24, 2024 09:21,   

Updated October. 24, 2024 09:21

한국어

サムスン電子など韓国内主要上場企業の第3四半期(7~9月)の業績が低調な中、防衛産業企業のアーニングサプライズへの期待感が高まっている。市場では、現代(ヒュンデ)ロテムやハンファエアロスペースなどが前年同期比200%以上の営業利益増加率を記録すると見ている。不安な国際情勢の中、防衛産業企業の成長が当分続くという分析もある。

23日、防衛産業業界によると、28日の現代ロテムを皮切りに、韓国内の主要防衛産業企業が第3四半期の業績発表を控えている。キウム証券によると、現代ロテムの第3四半期の売上高見通しは、前年同期比21%増の1兆1177億ウォン、営業利益は223%増の1326億ウォンになると予想される。主力商品であるK2戦車のポーランドへの輸出が続いており、2次契約も控えている。キウム証券のイ・ハンチョル研究員は、「2次契約の規模は1次契約に比べて30%以上増加するだろう」とし、「ポーランドの2次契約とルーマニアの新型戦車事業の受注に成功すれば、防衛部門の受注残高は今年上半期(1~6月)末に比べて2倍以上に増えるだろう」と予想した。

1株当たり40万ウォンに迫ったハンファエアロスペースの第3四半期の業績に対しても、市場の期待感が高い。ハナ証券は、ハンファエアロスペース第3四半期の業績が昨年同期より29%増加した2兆5600億ウォン、営業利益は202%増の3468億ウォンになると予想した。多連装ミサイル「チョンム」やK9自走砲などのポーランドへの輸出が控えており、当面は業績の増加傾向が続くと見た。

LIGネクスワンの第3四半期の売上高は前年比38%増の7392億ウォン、営業利益は52%増の624億ウォンを記録すると推定される。地対空誘導ミサイル「天弓(チョングン)2」の中東輸出と「匕弓(ビグン)」などの北米輸出が可視圏に入り、LIGネクスワンの業績も好調を続けている。ハンファシステムと韓国航空宇宙産業の第3四半期の営業利益は、前年同期比それぞれ43%、12%増の534億ウォン、731億ウォンと予想される。

SK証券のナ・スンジュ研究員は、「これまで受注した契約量を見ると、防衛産業企業の業績は長期的に右肩上がりになるとみられる」とし、「ただし、全世界の防衛市場でドイツなど伝統的な防衛産業先進国との競争はさらに激化すると予想される」と指摘した。


キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com