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三星ギャラクシーのAI支援言語を20カ語に拡大、アップルは通話録音のアイフォーンAIを来週初配布

三星ギャラクシーのAI支援言語を20カ語に拡大、アップルは通話録音のアイフォーンAIを来週初配布

Posted October. 25, 2024 09:12,   

Updated October. 25, 2024 09:12

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スマートフォンライバルの三星(サムスン)電子とアップルの人工知能(AI)をめぐる大戦が激化している。主要AI機能を拡大したり、新しく導入して、「手の中のAI」の覇権競争に乗り出している。

三星電子は、リアルタイムの通訳などを支援する「ギャラクシーAI」の支援言語を、10月末から既存の16言語から20言語に拡大すると、24日明らかにした。新たに支援する言語は、オランダ語やルーマニア語、スウェーデン語、トルコ語の4つだ。上記の言語を使用する話者は、△通話中に音声の「リアルタイム通訳」、△対面の対話内容を直ちに翻訳してテキストで表示する「通訳」、△音声をテキストに変換して翻訳する「テキスト変換アシスト」、△ウェブページを翻訳する「ブラウジングアシスト」等の言語機能を使用できる。

アップルは、AIシステム「アップルインテリジェンス」が初めて導入された運営体制(OS) 「iOS18.1」を、来週公式配布すると、23日(現地時間)明らかにした。iOS18.1では、アイフォーンで初めて通話録音が可能になり、AIが録音をテキストに変換する。長い電子メールを主要内容だけ要約する機能、写真のイメージから望まない要素を除去する機能も含まれる。ただ、今回のバージョンは英語のみ使用できるものとみられる。

アップルは、AI機能などが一ランクさらにアップグレードされた「iOS18.2」の試験(ベータ)バージョンも、一部の開発者などを対象に配布すると、この日明らかにした。オープンAIのチャットGPTが音声秘書「Siri」に搭載され、回答を提供する。特定の質問に、チャットGPTの回答がより適していると判断されれば、ユーザーの許可を得て、これを通じて回答を提示する形だ。生成型AIを利用して、ユーザーが「絵文字」を作る機能も含まれている。iOS18.2の公式配布は、年内に行われる予定だ。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com