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韓東勲氏「大統領に反対するのは皆が生きる道だからだ」

韓東勲氏「大統領に反対するのは皆が生きる道だからだ」

Posted October. 28, 2024 10:12,   

Updated October. 28, 2024 10:12

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与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表は27日、「私が大統領に反対するのは、個人に反対するのではない。党代表として正しい道、私たち皆が生きる道だと考えて(異論を)言う」と述べた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、韓氏との面談で妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏に関して韓氏が要求した3項目を事実上拒否した後、韓氏は大統領の配偶者の不正を調べる特別監察官の推薦を公式化したが、これに対して大統領室と親尹系(尹大統領系)が反対し、与党の内部対立が激化している状況について説明したのだ。

韓氏は同日、ソウル聖水洞(ソンスドン)で開かれたイベント「逆インタビュー×国民の力、2030が問い、政党が答える」で、「国民の力」の競争力と差別点を問われ「(最大野党『共に民主党』と違って)異論を尊重し、許容すること」と答えた。韓氏は、「私が党代表として様々な異論を多く唱えている」とし、「『国民の力』では私に反対し、いくらでも嘲笑的な発言をしても構わない」と述べた。そして、「民主党では、李在明(イ・ジェミョン)代表の司法リスクを辛辣に批判する院内代表・党幹部を想像することはできない。これは大きな違いだ」とし、「『国民の力』は健全な民主主義が生きている政党だ」と述べた。親尹系の同党の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)院内代表は、韓氏の特別監察官の推進について「院内事案」と反対した。

秋氏が特別監察官関連の議員総会を国会運営委員会の国政監査が終わった11月1日以降と述べたことについて、親韓系(韓東勲氏系)は同日、「今週中に議員総会を招集しなければならない」とし、「採決の可能性も開いておかなければならない」と迫っている。親韓系執行部の関係者は、「議員総会を11月第2週まで延期する理由はない。議題が上がった時に早く開かなければならない」とし、別の親韓系議員は「採決しても自信がある」と述べた。

一方、親尹系は「国政監査が終わる前、今週に議員総会を開くことは難しい。派閥間の票対決になってはならない」と反発した。院内執行部の関係者は、「このような問題を採決で決めたことがあったのか」とし、「内部が分裂するのがいいことなのか」と述べた。ある親尹系議員も、「採決は非常に負担だ。なぜ与党代表が野党の攻撃は阻止せず、大統領を攻撃するのか」と述べた。

このような中、党内の派閥色が薄い中立の議員を中心に「採決に行けば共倒れする。誰が負けても進退問題になるしかない」とし、「議員総会の前に韓氏と秋氏が合意点を見出さなければならない」という声が高まっている。このため、特別監察官に関連して議員総会の前に韓氏と秋氏が談判する可能性が与党内で浮上している。

韓氏は26日、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の追悼式でも、「朴元大統領の心を受け継いで変化と刷新の道を歩む」とし、秋氏は「何よりも国民の団結と統合に向けてより多くのことをしなければならない」と相反するメッセージを出した。


崔惠? herstory@donga.com