韓米日の安全保障担当高官、「北朝鮮とロシアの軍事緊密に断固対応」
Posted October. 28, 2024 10:08,
Updated October. 28, 2024 10:08
韓米日の安全保障担当高官、「北朝鮮とロシアの軍事緊密に断固対応」.
October. 28, 2024 10:08.
journari@donga.com.
北朝鮮が精鋭特殊部隊をロシアに派遣した対価として、核や大陸間弾道ミサイル(ICBM)関連技術がロシアから北朝鮮に移転される可能性があると、韓米日3ヵ国の安全保障担当の高官が明らかにした。ロシアの北朝鮮への核・ミサイル技術移転は、韓国政府が定めたレッドラインだ。3ヵ国の安全保障担当の高官は、これに伴う段階的な対応策を議論した。大統領室関係者は25日(現地時間)、米ワシントンDCで行われた申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長と米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、秋葉剛男・国家安全保障局(NSS)局長の会談が終わった後、ワシントン特派員と会い、「今は北朝鮮兵がロシア東部で適応訓練をする段階であり、その後、(ウクライナ側の)西部に移動して実際の戦線に投入されるかもしれない」とし、「その戦線も銃弾が飛び交う戦場の可能性がある」と述べた。また、「(北朝鮮兵が)後方で作戦支援をする任務に投入される可能性もある」とし、「後方で基地の警戒をしたり、軍需品を運んだりする任務に投入される可能性もあり、様々な段階があるだろう」と話した。同関係者は、ロシア側が提供する派兵に対する対価と関連して、「衛星技術や核またはICBM関連技術の可能性がある」とし、「また、通常戦略、北朝鮮に不足し、常に要請している防空関連の軍事技術、遅れた航空機関連技術の可能性もある」と強調した。そして、「韓米日が膝を突き合せてどう(対応)するかを話し合った」と付け加えた。韓米日3ヵ国の安全保障担当の高官は会談後、共同報道資料を出し、「北朝鮮とロシアの軍事的密着に断固として対応する」と明らかにした。また、「北朝鮮がロシアに兵力を配置し、その兵力を戦場でウクライナを相手に使用する可能性について重大な懸念を示した」とも述べた。米ホワイトハウスのカービー広報補佐官(国家安全保障担当)は同日、記者会見で、「ロシアに派遣され、装備を整えて訓練中の北朝鮮兵が3千人以上の可能性がある」と指摘し、27日に戦場に投入される可能性も十分にあるとした。このような中、韓国政府代表団は28日、ベルギー・ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で開かれる北大西洋理事会(NAC)に出席し、北朝鮮兵の派遣動向を説明する。代表団は、ウクライナ現地に韓国軍の監視団を派遣する案やウクライナ軍支援問題などもNATO側と協議する見通しだ。ウクライナに対する韓国の兵器支援をめぐる意見交換が行われるとの観測も流れている。
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北朝鮮が精鋭特殊部隊をロシアに派遣した対価として、核や大陸間弾道ミサイル(ICBM)関連技術がロシアから北朝鮮に移転される可能性があると、韓米日3ヵ国の安全保障担当の高官が明らかにした。ロシアの北朝鮮への核・ミサイル技術移転は、韓国政府が定めたレッドラインだ。3ヵ国の安全保障担当の高官は、これに伴う段階的な対応策を議論した。
大統領室関係者は25日(現地時間)、米ワシントンDCで行われた申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長と米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、秋葉剛男・国家安全保障局(NSS)局長の会談が終わった後、ワシントン特派員と会い、「今は北朝鮮兵がロシア東部で適応訓練をする段階であり、その後、(ウクライナ側の)西部に移動して実際の戦線に投入されるかもしれない」とし、「その戦線も銃弾が飛び交う戦場の可能性がある」と述べた。また、「(北朝鮮兵が)後方で作戦支援をする任務に投入される可能性もある」とし、「後方で基地の警戒をしたり、軍需品を運んだりする任務に投入される可能性もあり、様々な段階があるだろう」と話した。
同関係者は、ロシア側が提供する派兵に対する対価と関連して、「衛星技術や核またはICBM関連技術の可能性がある」とし、「また、通常戦略、北朝鮮に不足し、常に要請している防空関連の軍事技術、遅れた航空機関連技術の可能性もある」と強調した。そして、「韓米日が膝を突き合せてどう(対応)するかを話し合った」と付け加えた。
韓米日3ヵ国の安全保障担当の高官は会談後、共同報道資料を出し、「北朝鮮とロシアの軍事的密着に断固として対応する」と明らかにした。また、「北朝鮮がロシアに兵力を配置し、その兵力を戦場でウクライナを相手に使用する可能性について重大な懸念を示した」とも述べた。
米ホワイトハウスのカービー広報補佐官(国家安全保障担当)は同日、記者会見で、「ロシアに派遣され、装備を整えて訓練中の北朝鮮兵が3千人以上の可能性がある」と指摘し、27日に戦場に投入される可能性も十分にあるとした。
このような中、韓国政府代表団は28日、ベルギー・ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で開かれる北大西洋理事会(NAC)に出席し、北朝鮮兵の派遣動向を説明する。代表団は、ウクライナ現地に韓国軍の監視団を派遣する案やウクライナ軍支援問題などもNATO側と協議する見通しだ。ウクライナに対する韓国の兵器支援をめぐる意見交換が行われるとの観測も流れている。
journari@donga.com
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