妊娠22週目に500グラム前後の未熟児として生まれた三つ子が病院で無事成長し、5ヵ月で全員退院した。
梨花(イファ)女子大学医療院の「オンマ・アギ病院」は28日、今年5月に早期出産した三つ子と産婦が14日、全員元気で退院したと発表した。
産婦は、他の病院で入院治療を受けていたところ、急な陣痛を経て「オンマ・アギ病院」に転院し、緊急の帝王切開で3つ子を出産した。妊娠期間が正常(40週)の半分余りに過ぎないため、生まれた時の体重は440グラムと540グラム、460グラムに過ぎなかった。平均新生児の体重は3キロ台前半で、3キロ未満は、低体重に分類される。また、24週未満の未熟児の生存可能性は、20%程度に過ぎない。
病院は3つ子を新生児集中治療室に入院させ、人工呼吸器をつけて集中治療を始めた。幸い状態が安定し、70日ほど経った後、人工呼吸器を除去することができた。さらに、第1子と第2子はこれといった症状なしに、120日と140日ぶりにそれぞれ2.3キロと2.2キロで退院した。第3子は脳室内出血が生じたが、治療を受けて140日後に2.5キロに成長して退院した。
この病院のシム・ソヨン高危険新生児集中治療センター長は、「三つ子が、新生児集中治療室で皆一緒に百日祝いをして健康な姿で退院したのは奇跡のようなことだ」と話した。
チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com