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長官・次官経験者や学者らでシンクタンク発足、「元老たちがAI強国を作る知恵を集める」

長官・次官経験者や学者らでシンクタンク発足、「元老たちがAI強国を作る知恵を集める」

Posted October. 30, 2024 08:41,   

Updated October. 30, 2024 08:41

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「情報通信先進国を作った先輩たちが、人工知能(AI)強国を作ろうと知恵を集めることにした」

呉明(オ・ミョン)国家元老会議常任議長(84)は29日午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)の空軍会館で開かれた「国家元老会議33周年および元智院発足式」で記者と会い、このように述べた。呉常任議長は、「韓国は産業革命の時に対応できず貧しかったが、情報革命の時は先駆者たちが情報通信の1等国家にした」とし、「AI時代に備えるために、情報技術(IT)の強国を率いた主役たちを再び集めた」と強調した。

同日、元長官・次官と大学総長、学者など各界の元老100人余りが参加する社団法人国家元老会議のシンクタンク「元智院」の発足式が開かれた。研究員として参加した彼らの平均年齢は70歳以上だ。元智院は、「元老たちの知恵を集める所」という意味だ。

元智院院長は、柳莊熙(ユ・ジャンヒ)元同伴成長委員長が引き受けることにした。「マクロ経済通」として知られている玄旿錫(ヒョン・オソク)元副首相兼企画財政部長官と三星(サムスン)電子社長を務めた陳大濟(チン・デジェ)元情報通信部長官、呉世正(オ・セジョン)元ソウル大学総長、李貴男(イ・グィナム)元法務部長官などが研究員として参加した。「104才の哲学者」の金亨錫(キム・ヒョンソク)延世(ヨンセ)大学名誉教授と李吉女(イ・ギルヨ)嘉泉(カチョン)大学総長、姜昌熙(カン・チャンヒ)元国会議長、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)元首相などが顧問を引き受けた。

呉常任議長は、1981年から1988年まで逓信部次官と長官を務め、韓国情報通信のインフラ設計をリードした主役に挙げられる。呉常任議長は、このような経験を生かし、元智院研究員らとAI時代の未来像を描くのに力を貸す計画だ。呉常任議長は、「各界の専門家たちがタスクフォース(TF)のように研究し、政府にアイディアを与える方法で運営する予定だ」とし、「来年2月にAIをテーマに、初めてのフォーラムを開く計画だ」と明らかにした。


金聖模 mo@donga.com