李康仁(イ・ガンイン、23)が所属するパリ・サンジェルマン(PSG)が今季フランス・リーグ1(1部)で開幕10試合無敗行進を続けた。
PSGは3日に行われたランスとのリーグ1第10節のホームゲームで、前半4分、ウスマン・デンベレ(27)の先制ゴールを最後まで守り抜き1-0で勝った。これでPSGは開幕戦から敗北なしに8勝2分け(勝ち点26)をマークしてリーグ首位を守った。2位モナコ(勝ち点20)との勝ち点差も「6」に広がった。PSGは昨シーズンもリーグで全34試合のうち2敗だけを記録して優勝した。リーグ1で開幕以来無敗チームはPSGが唯一だ。
同日後半16分、先制ゴールの主人公デンベレと交替投入された李康仁は、攻撃ポイントを追加することはできなかった。李康仁は今季、リーグ110試合に全て出場し、4ゴールを記録している。
一方、黄喜燦(ファン・ヒチャン、28)のウルバーハンプトンは同日、本拠で行われたクリスタル・パレスとのイングランド・プレミアリーグ試合で2-2で引き分け、開幕10試合無勝を記録し、リーグ最下位に転落した。後半15分、相手チームに先制ゴールを許したウルバーハンプトンは、7分後に同点に追いつき、5分後には逆転ゴールを決めた。しかし5分後、相手チームに同点ゴールを奪われ、結局引き分けとなった。先月11日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選ヨルダン戦で足首を痛めた黄喜燦は出場しなかった。
同日、勝ち点「1」の追加に止まったウルバーハンプトンは、0勝3分け7敗(勝ち点3)となり、2試合ぶりに再びリーグ最下位に転落した。プラミアリーグ開幕後1勝もないチームは、ウルバーハンプトンと今季にプレミアリーグに昇格したイプスウィッチ・タウン(勝ち点5)しかない。
キム・ジョンフン記者 hun@donga.com