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「女王が帰ってきた」、ショートトラック崔珉禎が2大会ぶりに金

「女王が帰ってきた」、ショートトラック崔珉禎が2大会ぶりに金

Posted November. 04, 2024 09:10,   

Updated November. 04, 2024 09:10

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「ショートトラックの女王」崔珉禎(チェ・ミンジョン、26)が代表復帰後、2度目の出場となった国際大会で表彰台の一番高いところに立ち、健在ぶりを示した。

崔珉禎は3日、カナダ・ケベック州モントリオールのモリス・リチャード・アリーナで開かれた2024-2025シーズン国際スケート連盟(ISU)ショートトラック・ワールドツアー第2戦女子1000メートル決勝で1分30秒496のタイムで一番先に決勝ラインを通過した。サンドラ・ヴェルゼボア(1分30秒632、オランダ)が2位、 Corinne Stoddard(1分30秒779、米国)が3位となった。

崔珉禎は16歳だった2014年に太極マークを初めてつけた。その後9年間、国際舞台を駆け回った崔珉禎は、昨年の世界選手権出場を最後に太極マークを返上し、2023~2024シーズンには国際大会に出場しなかった。スケート用品(スケートブーツとブレード)の交換、負傷の治療、休息などが必要だという理由からだった。そして今年4月に開かれた2024~2025シーズンの代表選考会で総合優勝を果たし、再び太極マークをつけた。

崔珉禎は代表復帰後、初めて出場した大会だった先月末、ワールドツアー第1戦1500mで銅メダルを獲得し、同日、2度目の出場となった1000mで頂点に立った。ISUはソーシャルメディア(SNS)を通じて崔珉禎の優勝ニュースを伝えながら、「女王が帰ってきた!(The queen is back!)」とコメントした。レース序盤、首位を維持していた崔珉禎は、決勝ライン3周を残してヴェルゼボアにしばらく首位を奪われたが、2周を残した2番目の直線レーンで再び首位に立った後、そのまま決勝ラインを通過した。

崔珉禎は「シーズン初の金メダルを取れてとても嬉しい。これからも良いプレーをお見せできるよう努力したい」と話した。同じ種目に出場したキム・ギリ(20)は1分31秒069で5位となった。


李憲宰 uni@donga.com