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パリ五輪銀のチョン・ハヨン、フェンシングW杯では「金」

パリ五輪銀のチョン・ハヨン、フェンシングW杯では「金」

Posted November. 11, 2024 08:48,   

Updated November. 11, 2024 08:48

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「私もやればできるということを学んだ」

パリ五輪のフェンシング女子サーブル代表の最年少して団体戦で銀メダルを獲得した後、このように話したチョン・ハヨン(23、世界ランキング8位、写真)が五輪後初めて開かれた国際フェンシング連盟(FIE)のワールドカップ(W杯)個人戦で金メダルを獲得した。チョン・ハヨンは9日、アルジェリア・オランで行われた2024~2025シーズンW杯第1戦女子サーブル個人戦決勝で、ルシア・マルティンポルトゥゲス(34、スペイン、5位)を15-7で下した。今回の金メダルは、チョン・ハヨンの初のW杯個人戦メダルだ。チョン・ハヨンは、「初メダルで金メダルを取れて嬉しい。シーズンのスタートを順調に切ることができて貴重に思える」と話した。

対戦成績1勝5敗と劣勢の相手を制して優勝したチョン・ハヨンは、「五輪の時、相手がどんな抗議をしても動揺せずに集中するよう、マインドコントロールをした。今回も自分のことだけに集中してポジティブなことをたくさん考えたおかげで、対戦成績が良くない相手とも自信を持って試合することができた」と話した。

チョン・ハヨンは、パリ五輪のサーブル団体戦での勝利に必要な最後のポイントを獲得しなければならない最終ラウンドに臨み、女子サーブルの次世代エースに浮上した。チョン・ハヨンは五輪以後開かれた4回の国内大会のうち、キムチャンファン杯(5位)を除いた大統領杯、代表選考会、全国体育大会で個人戦優勝を総なめした。

同日開かれた男子サーブル個人戦ではパリ五輪男子団体戦金メダルメンバーのパク・サンウォン(24、23位)が銅メダルを獲得した。パク・サンウォンにとっても今回のメダルは初の国際大会個人戦メダルだ。パリ五輪で個人戦と団体戦を席巻した男子サーブル世界ランキング1位のオ・サンウク(28)と代表チーム最年長のク・ボンギル(35)は負傷治療のため今大会に出場しなかった。


任寶美 bom@donga.com