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K2戦車の部品は車の2倍、K防衛産業は「新成長エンジン」

K2戦車の部品は車の2倍、K防衛産業は「新成長エンジン」

Posted November. 13, 2024 09:11,   

Updated November. 13, 2024 09:11

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「K9自走砲エンジンの国産化により、今後5年間で1兆2000億ウォンの生産誘発効果が期待される」

「国軍の日」を4日後に控えた9月27日、慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)のSTXエンジン工場で取材に応じたイ・サンス代表は、「今回の成果で、国産化の誇りを越え、輸出拡大を通じた実益まで得られるようになった」と強調した。K防衛産業の最大輸出品であるK9は、これまでドイツのエンジンを使っており、輸出のたびにドイツから許可を得なければならなかった。政府とSTXエンジンは、事業推進から3年間で部品500個あまりを国産に取り換えた。これを通じて、5000人ほどの新規雇用創出効果も期待される。

K防衛産業は、輸出増加と韓国国内防衛産業市場の拡大という2つの成果を同時に収めている。輸出中心の戦略産業に生まれ変わっている。防衛産業は、その他の製造業に比べて経済的波及効果が大きい。「製造業の花」と呼ばれる自動車の場合、1台当たりの部品が3万個余りだ。K2戦車の場合、2倍を超えると知られている。

トランプ米次期大統領が軍備増強を公言したのも、K防衛産業の輸出戦略に追い風となっている。実際、米海軍は12日、3万1000トン級の給油艦の整備を韓国企業に任せることにした。これは先の8月に続き2度目となる。尚志(サンジ)大学軍事学科のチェ・ギイル教授は、「今回の米軍艦整備の受注は、米国進出のシグナルだ」とし、「K防衛産業が、戦略産業として一つの柱を担当することになるだろう」と話した。


キム・ヒョンミン記者 昌原=ピョン・ジョングク記者 kalssam35@donga.com