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共に民主党、来年度政府予備費の「半分」2兆4千億ウォン削減

共に民主党、来年度政府予備費の「半分」2兆4千億ウォン削減

Posted November. 14, 2024 09:03,   

Updated November. 14, 2024 09:03

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最大野党「共に民主党」が13日、国会企画財政委員会予算決算小委員会で、来年度の政府予備費の半分を削減した。同日開かれた国土交通委員会では、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏の一家に対する特恵疑惑が浮上したソウル~楊平(ヤンピョン)高速道路の予算を全額削減し、ソウル龍山(ヨンサン)公園事業費も半分以上減額した。与党「国民の力」は、野党の予算削減に抗議して退席した。

同小委員会で「共に民主党」は、政府が提出した4兆8千億ウォン規模の予備費を2兆4千億ウォン減額して可決した。政府は、米大統領選挙など国際情勢の変化を理由に、来年度の予備費を本年度比6千億ウォン(14.3%)増額して編成した。これに対し、「共に民主党」は、「政府の予備費が新型コロナウイルス感染拡大以前に3兆ウォンだったことを考慮すると、尹政権になってから過度に増加している」という立場だ。同党の企画財政委関係者は、「国家の『非常金』の概念である予備費を大統領の歴訪に使うなど議論が多く、削減は避けられない」と説明した。

「国民の力」は抗議して採決に参加せずに退席し、同日、予算案処理のために開かれる予定だった企画財政委全体会議も難航した。企画財政部は削減規模に反対し、与野党が合意した政府増額予算にも同意できないという立場を明らかにしたという。

国土交通委全体会議でも「共に民主党」など野党は、「国民の力」が退席した中、政府が416億6千万ウォンで編成した龍山公園造成および有害性低減事業費を229億800万ウォン減額した修正案を可決した。野党は、龍山子ども庭園の安全性などが根本的に確保されるまでは予算を削減できないという立場だ。ソウル~楊平高速道路と関連した来年度予算62億400万ウォンも全額削減して可決された。「共に民主党」の国土交通委関係者は、「ソウル~楊平高速道路と関連して今年編成された61億ウォンの予算も使用できなかったため、追加編成は必要ない」と説明した。


ユン・ミョンジン記者 mjlight@donga.com