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三星やLGなど韓国企業がCES革新賞を大挙受賞

三星やLGなど韓国企業がCES革新賞を大挙受賞

Posted November. 16, 2024 08:46,   

Updated November. 16, 2024 08:46

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三星(サムスン)電子とLG電子が、来年1月に米ラスベガスで開かれる世界最大の情報技術(IT)家電市「CES2025」に先立って、14日(現地時間)発表された「CES革新賞」を大量に受賞した。

三星電子は計29の革新賞を受賞した。このうち、プレミアムサウンドと騒音制御が採用された「ギャラクシーバーズ3プロ」等、モバイルや映像ディスプレイ部門の4つの製品は、業界で最も革新的な製品および技術に授与する「最高革新賞」を受賞した。三星電子が革新賞を受賞した主要製品としては、最新フォルダブルスマートフォンの「ギャラクシーZフォールド6」、業界最小の厚さが適用されたDラムパッケージ「LPDDR5X」等が挙げられる。

LG電子は、最高革新賞3つを含め、計24の革新賞を受賞した。特に、LGオーレッドテレビは、映像ディスプレイと画質部門で最高革新賞を含め、計6つの革新賞を受賞した。この製品は、3年連続で最高革新賞を受賞した。

両社の人工知能(AI)技術が適用された主要製品も注目を集めた。三星電子の「AIビジョンインサイド」は、冷蔵庫の食材を自動的に認識し、保管期限が迫った時に自動的に通知する。LG電子の「LGシンキュオン」は、AIを基盤に室内環境をモニタリングし、ユーザーと対話しながら様々なの自宅内の機器を制御する。

LGイノテックは、既存製品比40%薄くて性能が改善された車両照明モジュール「ネックスライドA+」で革新賞を受賞した。LSエレクトリックとLS電線が共同開発したソリューション「ハイパーグリッドNX」も、受賞リストに上がった。低温で電気抵抗が消える超伝導現象を活用して送電効率性を高めた。三星SDIも、高いエネルギー密度を実現した電気自動車用角形バッテリーなどで4つの革新賞を受賞した。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com