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SSG、韓国系メジャーリーガーのホワイトを獲得

SSG、韓国系メジャーリーガーのホワイトを獲得

Posted November. 18, 2024 09:21,   

Updated November. 18, 2024 09:21

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プロ野球SSGが韓国系投手ミッチ・ホワイト(30)を総額100万ドル(約14億ウォン)で獲得した。

SSGは16日、ホワイトの獲得を発表し、「今年の平均球速152キロ、最高156キロに達する速球を投げた。スライダーとカーブ、スイーパーなど変化球の完成度も優れている」と説明した。SSGはホワイトに先発1番手を任せるものと見られる。今年、ホワイトはトロント・ブルージェイズとサンフランシスコ・ジャイアンツ、ミルウォーキー・ブルワーズの3チームを経て、米大リーグ13試合に登板した。2016年ロサンゼルス・ドジャースに加入した後、2020年にメジャーデビューを果たし、通算71試合に出場し、4勝12敗に防御率5.25を記録した。

母親が韓国人のホワイトは1969年に米国に移住し、カリフォルニア州に定着した母方の祖父の影響で野球を始めた。母方の祖父がドジャースの熱烈なファンだった。米テレビ局ABCのキャスターのジュジュ・チャン(韓国語名チャン・ヒョンジュ)がホワイトの叔母だ。ホワイトが大リーグに入りした時、彼の家族の話がアメリカンドリームの成功例としてABCにも紹介された。

ホワイトは2016年のドラフトで2巡目・全体65位でドジャースの指名を受けたが、ドジャースで全盛期を過ごした「コリアン特急」朴賛浩(パク・チャンホ)に似た顔で話題になった。ホワイトが大リーグで初めて対戦した打者は秋信守(チュ・シンス)だった。2020年8月29日、テキサス・レンジャーズとの試合でメジャーデビューを果たしたホワイトは、初打者の秋信守を三振に仕留めるなど、1回無失点を記録した。トロント時代には柳賢振(リュ・ヒョンジン、ハンファ)と、今年初めのジャイアンツでは李政厚(イ・ジョンフ、ジャイアンツ)と同じ釜の飯を食べた。ホワイトはSSGを通じて「母の国で選手生活を一度は必ず一してみたかった。韓国リーグに一日も早く適応してファンに良い姿を見せたい」と話した。

SSGは今年、24試合に登板して11勝3敗、防御率3.89を記録したドリュー・アンダーソン(30)とは総額120万ドル(約16億8000万ウォン)で再契約した。アンダーソンは今季、65回を投げ100奪三振を記録し、韓国プロ野球史上最小イニング100奪三振の記録を塗り替えた。アンダーソンは今季、115回3分の2を投げて158個の三振を奪い、9イニング当たり12.29個の奪三振を記録した。


李憲宰 uni@donga.com