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世界のテニスは「シナー時代」、イタリア勢初のATPファイナルズ優勝

世界のテニスは「シナー時代」、イタリア勢初のATPファイナルズ優勝

Posted November. 19, 2024 09:03,   

Updated November. 19, 2024 09:03

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年末世界ランキング1位を確定したヤニク・シナー(23・イタリア)がATP(男子プロテニス協会)ファイナルズ優勝カップまで獲得した。シナーは18日、イタリア・トリノで行われたATPファイナルズのシングルス決勝でテイラー・フリッツ(27、米国、世界ランキング5位)を2-0(6-4、6-4)で下した。ATPファイナルズはシーズン上位ランカー8人だけが招待される最高峰の大会に位置付けられている。1970年から行われた同大会でイタリア勢の優勝は初めて。

ホームファンの前で新しい歴史を書いたシナーは、「個人的にイタリアで優勝したのも初めてなので、なおさら意味深い」と話した。シナーは昨年も同大会の決勝まで進んだが、ノバク・ジョコビッチ(37、セルビア、7位)に敗れ、準優勝に満足しなければならなかった。ジョコビッチは、今年の大会には負傷で出場できなかった。シナー、ジョコビッチとともに男子テニスの「ビッグ3」に挙げられるカルロス・アルカラス(21、スペイン、3位)は大会グループ敗退となった。

シナーは四大大会の全豪オープンと全米オープンを含め、今季に優勝トロフィーを8度掲げた。今季、ATPツアー最多優勝の主人公がシナーだ。シナーは「本当に驚くべきシーズンだった。これ以上素晴らしいシーズンを終えることはできないだろう」と話した。


任寶美 bom@donga.com