ソウル市が来週に予定されている漢江(ハンガン)バスの進水式を控えて、「漢江(ハンガン)」の正式英語表記は「Han River」(ハンリバー)ではなく「Hangang River」(ハンガンリバー)であると発表した。
ソウル市は19日、インターネット・ポータルサイトなどで最近、漢江の英語表記が混用されているとし、このように明らかにした。これに先立ち、市は国内外の観光客に正確な名称を伝えるため、2010年に「漢江公園内の施設物・広報物の外国語表記改善および広報計画」を樹立し、漢江の正式英語表記を「Hang River」に決めた。
その後、文化体育観光部が2020年「公共用語の外国語翻訳および表記指針」訓令を制定し、自然地名の英語表記に対する統一された規定をまとめた。それによると、自然地名は全体の名称をローマ字で表記し、属性を指す英単語を一緒に使わなければならない。漢江は「Hangang River」、漢拏山は「Hallasan Mountain」と表記する方式だ。
一方、ソウル市は来年3月から正式運航するソウル市の水上交通手段「漢江バス」8隻のうち2隻を今月25日、慶尚南道泗川(キョンサンナムド・サチョン)で進水すると発表した。ソウル市の関係者は、「漢江バス進水式など今後、漢江関連イベントも予定されているだけに正しい表記法を改めて強調することになった」とし、「漢江に関する一貫性のある広報のために正しい英語表記が定着するよう様々な努力を傾けていく」と話した。
チョン・ヘジン記者 sunrise@donga.com