米国と欧州の女子プロサッカーチームを運営してきた在米韓国人女性事業家のミシェル・カン会長が、女子サッカーの発展のために使ってほしいと、3000万ドル(約418億ウォン)を米国サッカー協会に寄付した。
19日(現地時間)、米紙ワシントンポストなどによると、米国サッカー協会は同日「ミシェル・カン会長が協会の女性およびユース女子プログラムのため、今後5年間、3000万ドルを寄付することを約束した」と発表した。また「カン会長の寄付は女性およびユース女子プログラムにへの寄付では過去最大の規模」と付け加えた。
カン氏は、第11代、13代の国会議員を務め女性の権益伸張に貢献した李潤子(イ・ユンジャ)元議員の娘だ。西江(ソガン)大学に通っていた1981年、留学の途についた。2022年2月、米女子サッカーリーグ(NWSL)ワシントン・スピリットの買収を皮切りに、昨年末、イングランド女子選手権(2部)ロンドン・シティ・ライオニスのクラブオーナーになった。また、今年2月には欧州サッカー連盟(UEFA)女子チャンピオンズリーグ(CL)で通算8度目を優勝を記録したフランス名門のオランピーク・リヨネ・フェミニンの持分の過半数を確保した。
キム・ボラ記者 purple@donga.com