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入試不正疑惑の曺国氏、来月12日に最高裁判決

入試不正疑惑の曺国氏、来月12日に最高裁判決

Posted November. 23, 2024 09:07,   

Updated November. 23, 2024 09:07

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子供の入試不正と柳在洙(ユ・ジェス)元釜山市(プサンシ)経済副市長に対する監察をもみ消した罪などに問われ2審で実刑判決を受けた祖国革新党代表の曺国氏に対する最高裁判所の判決公判が来月12日に行われる。原判決がそのまま確定すれば、曺被告は議員職を失って収監され、次期大統領選挙に出馬できなくなる。

22日、法曹界によれば、最高裁3部(主審=嚴相弼最高裁判事)は、業務妨害・請託禁止法違反、職権乱用権利行使妨害など12の罪で起訴された曺被告に対する判決期日を、来月12日午前11時45分に決めた。爲計公務執行妨害などの罪で一緒に起訴された配偶者のチョン・ギョンシム元東洋(トンヤン)大学教授事件も同時に判決する。

曺被告は、子供の入試不正と娘のチョ・ミン氏の奨学金不正授受に関与した罪で、2019年12月に起訴された。大統領民情首席秘書官として在職していた当時、柳氏に対する特別監察班の監察をもみ消した罪、公職者倫理法上の白紙信託義務を違反して財産を虚偽申告した罪も持たれている。

1審と2審は、入試不正疑惑のほとんどと特別監察班の監察を妨害した疑惑に対して有罪と認め、懲役2年の実刑を言い渡した。ただ、証拠隠滅や逃走の恐れがないことなどを考慮し、法廷拘束はしなかった。もし、最高裁で原判決が確定すれば、曺被告は議員職を失い、5年間被選挙権が剥奪され、次期大統領選挙に出馬できなくなる。最高裁が破棄差し戻しすれば、事件は2審から審理をやり直すことになり、確定判決が出るまで議員職を維持することになる。


キム・テオン記者 beborn@donga.com