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29億ウォン収賄の軍務員に「117億ウォンの懲戒金」

29億ウォン収賄の軍務員に「117億ウォンの懲戒金」

Posted November. 25, 2024 08:36,   

Updated November. 25, 2024 08:36

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軍当局が、防衛産業関連納入業者から工事受注の見返りなどとして数十億ウォンの賄賂を受け取った軍務員に対し、117億ウォンを超える懲戒付加金を課したことが確認された。2010年、国家公務員法の改正を通じて、金品や接待を受けた不正公務員に対し、裁判所の判決や該当省庁の自主的懲戒処分とは別に、金銭や財産上の利益の最高5倍まで払わせる「懲戒付加金制度」を作って以来、100億ウォンを超えたのは初めてで、史上最高金額が課せられたのだ。

軍関係者などによると、国防部軍務員懲戒委員会は今年6月、海軍4級軍務員だった50代のA氏に対し、罷免とともに117億4000万ウォンに達する懲戒付加金の賦課を議決した。懲戒委は、A氏が国防事業の公正性と透明性を害する重大な不正を犯したこと、不正の故意性と緻密な計画性が立証されたことなどを基に、このように議決したという。国防部は、A氏が不正で取得した金額を換算した結果、29億3000万ウォンだと判断し、この金額の4倍に達する懲戒付加金の賦課を議決した。

人事革新処によると、懲戒付加金制度が導入された2010年から昨年まで、国家公務員に課された懲戒付加金は、計88億ウォンだった。A氏に課せられた懲戒付加金の規模が14年分の総額を超えたのだ。


孫孝珠 hjson@donga.com