Go to contents

韓国政府、「佐渡金山」日本の居直り対応に及び腰

韓国政府、「佐渡金山」日本の居直り対応に及び腰

Posted November. 26, 2024 08:32,   

Updated November. 26, 2024 08:32

한국어

日本政府が25日、前日(24日)開かれた「佐渡島の金山」の追悼行事に韓国政府が参加しなかったことについて「残念だ」との認識を示した。過去に戦犯が合祀された靖国神社へ参拝した人物を政府代表に据えて物議を醸した日本が、「中途半端な行事」の責任を韓国政府に転嫁したことに対して、「盗人猛々しい」という指摘が出ている。「佐渡島の金山」に関する日本の約束違反など不誠実な措置があった時、問題を事前に認識せず放置し、「外交の失敗」と指摘された韓国政府は、日本政府の立場に反論するなど積極的な対応に出なかった。政府内部からも、「及び腰の無能外交」という批判が出ている。

日本政府の林芳正官房長官は同日、記者会見で、「韓国側が(追悼式に)参加しなかったことは残念だ」と述べた。朝日新聞は、韓国が求めた外務次官級の政務官を派遣したのに「なぜこうなったのか」と外務省幹部が不満を漏らしたと報じた。

このような中、林氏は同日、日本政府代表として前日の追悼式に出席した生稲晃子外務政務官が、「靖国神社を参拝した事実はない」と述べた。2022年8月15日、当時20社以上の日本メディアが、生稲氏が参議院議員として参拝したと報じたが、日本政府の立場を代弁する官房長官がそのような事実自体がないと主張したのだ。参拝の事実を隠したのであれば、韓国に対して嘘をついていることになり、波紋はさらに大きくなるものとみられる。


申晋宇 niceshin@donga.com