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ゴールドバーグ米大使、来年1月に韓国を去る…次席公使が代行

ゴールドバーグ米大使、来年1月に韓国を去る…次席公使が代行

Posted November. 28, 2024 08:46,   

Updated November. 28, 2024 08:46

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フィリップ・ゴールドバーグ駐韓米大使が来年1月、第2次トランプ政権の発足に合わせて交代する。ゴールドバーグ氏が退任した後は、サクライ在韓米次席公使が大使業務を代行するという。

外交筋は27日、「ゴールドバーグ氏が35年間の外交官生活を終えて(来年)1月に引退し、ソウルを離れる予定だ」と話した。ゴールドバーグ氏は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領就任後の2022年7月に韓国に着任し、2年半にわたって在職している。ゴールドバーグ氏の就任は、21年1月にバイデン政権の発足でハリス前大使が退任して以来、1年6ヵ月ぶりのことだった。

ボリビア、フィリピン、コロンビアに続き、韓国が4番目の赴任地となったゴールドバーグ氏は、米国で職業外交官の最高位である「キャリア大使」を務めたベテランだ。職業外交官が駐韓大使に就任したのは、ソン・キム元大使(2011~14年)以来約7年ぶりだ。

ゴールドバーグ氏は、オバマ政権時代の09~10年、北朝鮮に対する国連制裁措置の調整官を務めるなど、「対北朝鮮強硬派」とされた。韓国に在職中、バイデン政権の方針である対北朝鮮拡大抑止(核の傘)の強化と韓米日安全保障協力の制度化などを強調した。昨年5月の東亜(トンア)日報のインタビューでは、韓国の独自核保有の世論に反対する立場を明らかにした。


申圭鎭 newjin@donga.com